[シドニー 28日 ロイター] 28日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・
レビュー紙によると、豪政府は、解約や償還が停止されている個人向けファンドが保有する
住宅ローン担保証券140億豪ドル(79億5000万米ドル)の一部を買い取る可能性が
ある。
豪政府が最近、銀行預金の保護措置をとったことから、投資家の間では銀行預金に資金を
移す動きが加速。モーゲージファンド業界は資金流出を阻止するため複数のファンドについて
解約や償還を停止した。
モーゲージファンドの解約が増加すれば、ファンドは安値での資産売却を余儀なくされ、
清算やパニック増幅につながる可能性がある。
同紙は匿名の市場筋の話として、何らかの形の流動性支援が打ち出されるかもしれないと
報道。「政府や準備銀行が買い戻し条件付きでモーゲージ資産を購入し、短期的な流動性を
供給する」ことを例に挙げた。
27日には、コモンウェルス銀行(CBA)傘下で同国最大の資産運用会社コロニアル・
ファースト・ステート・グローバル・アセット・マネジメントが、モーゲージファンドの
解約を停止した。
ソースは
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR200810280028.html 依頼を受けてたてました。