【医薬品】万有製薬、つくば研究所を09年12月までに閉鎖[08/10/24]
万有製薬は23日、つくば研究所を09年12月までに閉鎖すると発表した。親会社
である米メルクの基礎研究に関するグローバル戦略の一環。つくば研究所で行って
いた基礎研究はほかの研究拠点に移管する。つくば研究所に勤務している450人の
処遇については検討中。
メルクは新戦略で、糖尿病・肥満、動脈硬化・循環器系疾患、筋骨格系・呼吸器系・
免疫系・内分泌系疾患、がん、ニューロサイエンス・眼疾患、ワクチン、感染症の領域
別に1拠点体制にすることを決めた。基礎研究部門は前臨床・臨床開発部門と同じ
拠点で研究を進め、開発のスピードアップを図る。新戦略のもと基礎研究拠点は統合
され、09年12月までに米国のシアトル、イタリアのローマの拠点も閉鎖される予定。
▽ソース:日刊工業新聞 (2008/10/24)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820081024cbao.html ▽万有製薬 HP
http://www.banyu.co.jp/
ファイザー内定者の悲劇を思い出すなあ
3 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 05:42:24 ID:PyUwDYC5
役立たず研究員は要らんわね
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 05:44:39 ID:Q5/pGdmi
5 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 06:29:53 ID:+z9hz/LL
医薬会社も医療費財政難でいよいよ苦しくなってきたな。
これからはジェネリックの時代だ。
新薬は開発金かかり過ぎる。
研究員は医薬情報担当者MRとして全国に飛ばす。
いやならクビ。
6 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 06:30:53 ID:MaX6FNCZ
役立たず研究員(笑)がニートになって
他人の不幸で今日も飯がうまい!!
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7 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 06:32:58 ID:3wDViocn
現状維持・高給・仕事安定で
面倒な部下が居なくなって
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日本の製薬のレベルはどれくらい?
海外の製薬企業が日本に研究拠点を置いてるってことは
日本の製薬のレベルは結構高い?
9 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 07:51:56 ID:ByHdyHcW
>>8 低い
そもそも海外勢に対抗できる日本の製薬会社なんてない
10 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 07:55:32 ID:d5R/dfuI
ビーグルの怨みだな
そういえば、親会社から見捨てられて独立しようとした研究所はどうなったの?
つまりジェネリックな会社には人材釣りまくりってことか?
13 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 08:10:29 ID:JHH2hrWD
薬っていうのは国際的必需品なんだけど
新薬が今後も絶対に必要な分野っていうのは
新興感染症くらいなんだよね
先進国の平均寿命も周産期死亡率ももう良化の余地はないし
リアルな後進国に必要なのはむしろ食料
バイアグラやプロペシアの生活機能改善薬も最終的にはニッチ
まあバイオ系目指す学生諸君はむしろ農学行ってください
14 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 08:20:04 ID:O/8smKBB
ここは本社ビルも売っただろ。
15 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 10:18:07 ID:SvGK1n3C
まぁ、たいがい転職するか営業職に行かされるだろうな、抵抗ある人多いと
思うけど
16 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 12:17:34 ID:tboRsPpf
>8
米>英・独・スイス>フランス>日本>>その他
>>13 熱帯の感染症は今の所ロクに治療薬もないしな。
耐性マラリアやフィラリア、トリパノソーマ感染症はこれからもっと脅威になると思う。
あとは耐性菌やウイルスによる感染症。
特にウイルスに関してはインフルエンザ、ヘルペス、サイトメガロウイルス、ラッサ熱以外には根治的治療薬は無い。
細菌感染症に関しても結核は耐性化が進行してるし、緑膿菌や腸球菌は打つ手が無い事もしばしば。
インフルエンザウイルスも耐性化が進み始めてる。
でも、ワクチンとインフルエンザ、HIV以外みんなニッチだから大手製薬は手を出さない。
18 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/26(日) 13:09:26 ID:Py8yhF0W
知り合いにここの社員がいたが、外資になってから散々無茶な要求されて振り回された挙句
工場閉鎖でアメリカ行きか解雇か2択迫られてマジで泣いてた。
結局、家族のために渡米を決めたみたいだったけど、50過ぎてからの単身赴任で順応出来てるのかな・・・
つくばでも田舎のほう、巨大な高エネの裏側だよなあ。
あの研究団地、大手は逃げ出しはじめて跡地に中規模が入ってるから地価も下がってるんだろう。
駅から10kmくらい、スーパーもない、恐らくコンビニもない、バスは一時間に一度以下。
---
感染症は案外、温病学みたいのを取り入れたほうがいいのかもしれない。
あれは清代に発展したものだから、日本では普及していない。
>>18 元々万有はメルクの傀儡のような会社だったじゃないかw
それが、名実ともに日本支社になっただけであって。
まあ、50過ぎて海外はきついよな。
>>19 大手製薬会社は米国の一部除いてほぼ例外なく寒冷な地域にあるからなぁ。
寒冷な地域で流行りやすい感染症は抗生物質とワクチンでほぼ制圧されたようなもんだし。
もし温暖化が進むとしたらそういう所を強化しないといかんね。
>8
米 >>> 英・仏・瑞 >>> 日・独 >>> その他
ただし米・英・仏は図体だけの企業が多いので実際は…?
22 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/27(月) 20:27:26 ID:xXeIhlB7
>>8 日本の製薬はそれなりに規模も大きいしレベル高いけど(
>>21参照)、
欧米の製薬が合従連衡を繰り返した90年代後半に再編を経ていないので、
全体としては大きいが、いくつかの企業に分散してしまって小さくなってしまっている。
欧州じゃ1つの国に圧倒的な大きさの新薬型製薬企業が1〜2社程度になるまで収斂している。
日本もあと一段階ほど大手が合併すれば、それらを凌ぐサイズになる。
あと、製薬の場合は多品種少量生産で、さほど規模のメリットはないんだよね。
順位だけを見て「日本の製薬は世界レベルじゃない」とか言うのは大きな間違い。
大きければいいってもんじゃなくて、うまく利益を出してやっていけるかが全てです。
売上高世界1位の企業より遥かにうまくいってる小さな企業は沢山あるわけで。
もちろん、大きければ大きいほど研究開発費に使える予算は増えるけど、
同時に埋めなければならない特許切れも巨大になり、一概に大きい=良いではない。
世界最大のファイザーのビジネスモデルが破綻したといわれる現在、
規模を追求するだけの時代は終わったといっていいよ。
24 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/27(月) 20:34:45 ID:4FcURo0m
つくばと言う町が外資で動いてたもんな…さびつきはハンパないと思うわ
>>22 じゃあなんの時代が始まったの?
結局のところ有望な候補品を持つベンチャーをより多く買い漁れる会社が勝つだけじゃないの?
>>22 新薬開発はケミカルライブラリで決まるから規模は大きけりゃ大きいほどいい
ただし今、医療開発の最先端を行くのは再生医療だからレガシーな創薬だけじゃだめよね
27 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/27(月) 20:56:55 ID:xXeIhlB7
>>26 規模が大きくなれば創薬力が上がるのは当然だが、
それ以上にハードル(特許切れ)が高くなるんだよ。
だから一概に大きいことがいいこととは限らない。
>>27 それは新薬開発からドロップアウトするかどうかであって
規模の力とは関係ない
30 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/27(月) 21:04:29 ID:xXeIhlB7
>>28 話が噛みあっていないようだな。
俺の言いたいことが伝わってないと思われる。
創薬と特許って合わないんだよな
まず開発・治験期間と特許期間がかち合うし
医療技術が絡むと特許とれないし
そもそもライブラリからクジを引いてくるようなもんだから
機械や電子と違って技術改良で発展することはない
医療創薬特許だけまったく別制度にしたほうがいいんじゃないかね
種苗法みたいに
>>30 だから日本の製薬会社みたいにゾロ屋になるか
新薬のトップランナーになるか二つに一つということ
いやもうそのセレクションは終わってるけどな
つくばは折角囲った製薬系に逃げられてばっかりだな。
こんなところでもつくば市が抱える「南北問題」があるのかな・・?
34 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/27(月) 21:52:39 ID:CgrKBOHc
なんで歌とかが50年も保護されるのに
こっちゃせっかく創った化合物もせいぜい20年だ。
開発に10年もかかるのにそりゃねーよとよく思う(´・ω・`)
36 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:06:13 ID:1Is6/t5/
つくばに研究所が移転したのは、1992年。
20年たってないのにな。。。
37 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:08:29 ID:6nCdcczi
つくば()笑
38 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:26:46 ID:lGeArVlN
製薬会社はどこも、特許期限切れの2010年問題で廃業確定とか、
大幅減益確定なんだ。
39 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:39:45 ID:7AxFEz+g
>>22 そう。
ファイザーといえども、その図体を維持するためには
爆発的ヒット薬を毎年出さなきゃならんが、とてもとても。
ある意味恒星の末期に似ているとも言えるかも。
馬鹿でかい恒星は、自らを燃やし尽くすと、自らの重量を支えきれず大爆発を起こすが
中程度の恒星はゆっくり穏やかに最後を迎える、みたいな。
メガファーマは、その重力(資金)で次々とベンチャーの成果を引き寄せては
燃やしているが、所詮わずかな延命に過ぎないのかもしれん。
じゃあどうすればいいか?どうすればいいんだろうね。
40 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:40:51 ID:5URwu0nE
鎌ちゃんガンバレ
41 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/28(火) 00:43:51 ID:+7TFktk3
>>25 有望なバイオベンチャー買収は一段落した
というか有望な企業はほとんど買収されつくした
これからは新たなビジネスモデル模索の時代
といってもすでにノバルティスと第一三共が新薬+ジェネリックというモデルをやっているor始めたりしてるが
イギリスだったかな。
がんの新薬を出したはいいけど、「コストとベネフィットのバランスが取れない」
っつー理由で保険機構が推奨しないとした。
もう新薬なんかいらんのかもしれんね。
製薬は国の機関が担って、残るニッチな病気を治していく方向に進んでいくのかもな。
もなや採算ベースに乗らない業種なのかもしれないよ。