世界的な金融危機の影響が新潟県内の中小企業にも広がっている。欧米の景気減速による
受注減や納期延期などが目立ち、海外進出を見送る企業も現れた。経済情勢が悪化し、
海外を中心に需要も減退しているためだ。株式相場が再び世界連鎖安となり、外国為替市場でも
円が急伸、先行き不透明感が根強い。原材料の価格下落はプラスだが、国際経済の悪化は、
内需型の地場産業が中心の県内でも企業に重しとなり始めた。
業務用映像機器を製造するアルビクス(新潟県燕市、本間義則社長)は今秋予定していた
米国での現地法人設立を延期した。今年7月ごろから米ロサンゼルスで現法設立の準備を
進めていたが、「9月初めに米国を訪れた際、現地の経済情勢の悪化を肌で感じたため」
(本間社長)だ。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081023c3b2304b23.html 依頼を受けてたてました。