神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船「ベイ・シャトル」の二〇〇八年度上半期(四-九月)の
旅客数が対前年比で8%増だったことが二十一日、分かった。巨額の赤字を抱え〇二年に
休止した前身の「K-JET」も含め、半期ベースでは過去最高の伸び率だった。
原油高騰で旅行控えが進む中の旅客数の増加に、運営する第三セクター「海上アクセス」
(神戸市)の田上勝清常務は「駐車場の無料化などのPRが徐々に浸透してきた結果」と
している。
〇八年度上半期の乗客数は、十七万八千四百四十四人(一日平均九百八十人、一便平均
二十四・五人)で、前年同期比一万三千百三十九人の増(8%増)。半期ベースでは、
「K-JET」時代に、1・8%増が一度あるだけだった。
下半期は上半期に比べ、例年利用者数が減ることから、同社は今年から運航便数を一日四往復
減らし、十六往復にする「季節ダイヤ制度」を始めている。このため年間目標(四十一万人)の
達成は、上半期は増加したが厳しい状況だ。
同社の〇七年度の赤字額は約二億六千六百万円。「K-JET」からの累積赤字は
約百六十六億円に達している。神戸市は〇八年度、約二億一千万円を補助金などで
支援している。
ソースは
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001533543.shtml 依頼を受けてたてました。