【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した9月の鉱工業生産指数によ
(2002年=100)は季節調整済みで107.3となり、前月に比べ2.8%低下した。
1974年12月以来ほぼ34年ぶりの大きな落ち込みとなった。ハリケーンなど災害の影響に
景気減速が加わり、市場予測の平均(0.8%減)を大幅に下回った。
前年同月比では4.5%のマイナス。7―9月期の年率換算は6.0%低下した。1991年1―3月期
(7.5%)以来の落ち込み。9月はハリケーンの影響で原油・天然ガスの生産など鉱業が7.8%減
となった。ただ、景気減速の影響も大きく、製造業が2.6%落ち込んでいる。
設備稼働率は76.4%で、前月より2.3%低下した。
▽News Source NIKKEI NET 2008年10月16日23時33分
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081016AT2M1604316102008.html ▽Federal Reserve System
http://www.federalreserve.gov/