同社は2003年度の発足以来、純損失が1500万円から最大時で8000万円超もあり、現金の減少も
続いてきた。ただ、07年度は営業陣が刷新され、単年度黒字決算に向けた営業努力が進められ、“流氷
さえ来れば”という考え方を改め、これまでのような経費の続く限りの営業を見直し、「経費対効果」を考え、
徹底的な経費削減も行われた。
その結果、07年度は、タワーは10月からの閑散期に海外観光客の入館者が増加した上、ガリンコ号の
冬期運航では例年にない流氷帯が押し寄せたことも要因となり、同社発足以来初となる1681万円の純
利益を計上し、初の単年度黒字決算となった。
◆オホーツクタワー、8月から徐々に盛り返す
一方の今年度は原油高騰による出控えが全国各地の観光施設で懸念されるなか、タワーは4月に360人、
6月に510人、7月に370人それぞれ減少したものの、8月と9月は270人と408人とそれぞれ対前年同月
比を上回り、8月は夜間営業や特別イベントが奏功。10月以降の閑散期にも国内や海外など旅行ツアーが
組み込まれ、同社では前年度並の入り込みに達することを予想している。
タワーは、05年度に開館以来ワーストワン記録の3万5644人を記録したが、次年度からタワーの魅力を
向上させようと、少ない予算の中で展示物の強化を続け、昨今では入館者から好評な声も聞こえていて、
口コミで魅力が広がっているとも予想される。
同社でもこれまでは当たり前のように空の水槽を放置していたが、絶対に展示物が枯渇することのないよう
にしていて、漁業者を中心とする展示物の協力も相次いでいる。このほど、湧別町から寄贈のあった紫のナマコ
も人気を呼んでいるという。
◆ガリンコ号、収支の面では好調を維持
一方のガリンコ号は、4月から9月までで昨年の6863人から今年度は5310人と1553人減となっている。
数字だけを見れば不振とも言えるが、釣りクルーズの料金を改定したほか、効率的な運航を心掛けていて、
収支の面では黒字決算だった昨年同様になっているという。
このため、同社では冬期運航をどのように乗り切るのかに掛かっているといい、冬期運航に向けた営業も続けていく構え。
同社の上野修常務取締役は、「全国的に見ても原油高騰の煽りを受けて、入り込みの減少が続いているもの
の、営業努力や市民の協力で入り込みの減少は他地域に比べて最小限に抑えることができたと思う」などと
話し、タワーの評判を聞く機会が増えたことにも喜びの表情を見せていた。
▽ソース:オホーツク新聞 (2008/10/08)
http://okhotsk12.plala.jp/index.htm >>7 ガリンコ号の売店でガリガリ君を買ってドリルを見ながら食うのが毎年行ってる漏れの夢なんだYo!!
船内限定のオリジナルキューピーなんかいらないから紋別限定ガリガリ君ズワイガニ味を売るべき。
無論船内BGMは電気GROOVEのガリガリ君で。
サロマの道の駅迷物、ほたてソフトクリーム特盛に負けちゃいかん。