【金融/ロシア】エネルギー大手4社、政府に融資要請[08/10/08]

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28名刺は切らしておりまして
>>26
【ロシアの埋蔵原油の品質も急速に低下し、生産コストも膨らんでいる。
ルクオイルの統計によると、同社は、年間に6億トンの液体を油田から抽出するが、その内原油の成分は、5200万トンにすぎない。
残りのほとんどは水であり、これは再び油田の中に注入されるのである。】


>ロシアエナジー:ロシアの原油生産減少を確認
  ロシア政府は、国内の原油生産がピークを打ち、今後減少に転じることを公式に認めた。
東シベリアの資源もサハリン周辺の複数の新規プロジェクトも、この減少傾向を反転させることはではない。

【ようやく認める】
ロシアのクドリン副首相兼財務相は、ロシアの原油生産が今年ピークを打ったあと、「伸びを再開することはない」と残念そうに認めた。政府の統計も、この見通しを裏付けている。
7月の生産は1.9%の減少となった(天然ガスの生産は、0.9%の減少だった)。
 この状況は、ルクオイルのフェダン副社長が4月に行った、ロシアはもはや以前のような原油生産をすることができない、とする警告を裏付けるものとなった。
同副社長によると、ピークはすでに2007年につけている。

【偽装シナリオ】
  クドリン副首相兼財務相とフェダン副社長が生産減少を認めたことは、経済発展省の楽観的な見通しとは矛盾している。
同省の新しい「開発戦略」によると、ロシアは2020年までにはエネルギー資源の生産を拡大するとしている。
2008年の原油生産は、4億9500万〜5億トンとなるとしているが、実際には、4億9200万トンを上回ることはなさそうだ。

  ロシアの埋蔵原油の品質も急速に低下し、生産コストも膨らんでいる。
ルクオイルの統計によると、同社は、年間に6億トンの液体を油田から抽出するが、その内原油の成分は、5200万トンにすぎない。
残りのほとんどは水であり、これは再び油田の中に注入されるのである。

ロシア国内の燃料消費ペースは、原油生産ペースを上回って伸びていることから、輸出の落ち込みは加速されよう。
世界市場への重要な供給国であるロシアの地位の低下は、原油価格に影響し、これを押上げることになるだろう。
(ルスエナジー ミハイル・クルーティヒン)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0917&f=business_0917_005.shtml