日銀は8日、欧米など各国中央銀行と協調して実施した2回目となるドル資金供給のための
公開市場操作(オペ)の入札結果を公表した。
応札額は362億9900万ドル(約3兆7000億円)、落札額は200億ドルちょうどだった。
決済が集中し資金需要が高まる年末を越える3カ月間の貸し出しのため、調達難が続く
外国銀行の調達意欲が特に強かったもようだ。
米連邦準備理事会(FRB)との協定により、当初予定していた100億ドルの供給額を
200億ドルに上積みしていた。資金は落札した金融機関に9日に振り込まれる。
平均落札金利は4.135%。最低落札金利は3.110%と、日銀が事前に示した応札最低基準の
1.390%を大きく上回った。
米国発の金融不安が欧州にも波及するなかではオペ結果の発表も安心感にはつながらず、
ドル資金市場では資金のやり取りがほぼ停止したまま。外国銀行が「1カ月物のドルを
調達しようと6%の金利を提示しても資金の出し手がいない」(ドル資金ブローカー)
という。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081008AT2C0800208102008.html 関連スレは
【経済政策】日銀:ドル供給を12兆円に倍増 米欧の中銀と協調[08/09/30]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1222716130/l50