【コラム】ドラッグストア、薬局を利する規制強化の改正薬事法−DIAMOND online[08/10/07]
「とうてい納得できるものではない」――。
厚生労働省が9月17日に公開した、来年6月に施行される改正薬事法・施行規則改正の省令案を見て、
日本オンラインドラッグ協会理事長の後藤玄利氏(ケンコーコム社長)は落胆したという。
改正薬事法では、専門家による適切な情報提供を行なうため、一般用医薬品(医師の処方箋がなくても、
薬局などで自由に買える医薬品)を、「特にリスクの高い」第一類から「リスクが比較的低い」第三類までの
三区分に分類する。
今回の発表で明らかになったのは、第三類以外の医薬品の、インターネットでの販売・授与が認められない
こと。対面での情報提供ができないというのがその理由だ。
第三類にはビタミン剤やうがい薬が含まれるが、風邪薬、胃腸薬や解熱鎮痛剤はいずれも第一類か第二類。
現状購入できているルルやガスター10、バファリンなどが、ネット上で購入できなくなるということだ。
一見するとネット販売でのみ規制が強化される印象を受けるが、実際はそうでもない。
現行の薬事法では、薬局の構造設備や医薬品などの管理の義務はあっても、購入者や使用者に対して必要
な情報を提供する義務は、厳密にはない。「努めなければならない」との表記があるのみ。
つまり、一般用医薬品の販売は、必ずしも薬剤師が行なう必要はない。だから、厚生労働省は、ドラッグストア
店舗での薬剤師不在の実態に気づいていながら、なかなか処置ができなかったのだ。
しかし、医薬品は効能・効果がある一方で、副作用などのリスクも併せ持つ。情報提供の徹底は必要という“
正論”により、今回の改正が行なわれる。「みんな規制強化をのんでいる」(関係者)のだ。
少子高齢化が進むなか、自身の健康に責任を持ち、軽度な不調は自分で治療しようという「セルフメディ
ケーション」に注目が集まる。それに呼応するようにして、国全体の医療費削減をメドに、一般用医薬品販売
での競争が促進されるはずだった改正薬事法。
しかし現状の流れでは、参入障壁が高くなり、新規参入者のネット業者の扱い品目が減らされ、既存のドラッグ
ストアや薬局を利するものとなる。
今後、不足が懸念される薬剤師をすでに抱え、その教育システムを持つ既存勢力にとって、一連の動きは
すべて吉と出ている。(『週刊ダイヤモンド』編集部 新井美江子 )
▽ソース:DIAMOND online (2008/10/07)
http://diamond.jp/series/inside/10_11_001/
2 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/08(水) 04:51:22 ID:yRQvspYA
ドラッグストアは食品売るなよ
>>2 最近何屋さんだかわからなくなってるよなw
ポイント3倍の日とかすげえもんw
厚生労働省には政治家は不在ということですね。わかります。
>>4 だが店頭には中国製テンコ盛りという諸刃の剣w
>既存勢力にとって、一連の動きはすべて吉と出ている。
これを伝えただけでも価値のある報道だ。裏に何かがある。
でもソースはダイアモンドだからな…
この報道自体にも何かしら目的があるんだろう
>2
食品のないドラッグストアなんて、もう考えられないからなぁ
薬売ってるだけのスーパーみたいなところまで出てきたし
>>1 >今後、不足が懸念される薬剤師
さらっと嘘を言うな。心配されてるのは過剰だろ。
なるほど、薬剤師のために書かれた記事だったのか
12 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/08(水) 11:20:53 ID:1YVaBpa0
>>10 地方じゃ足りてない。
というか、まともに知識があって能力がある薬剤師はいない。
と薬剤師会の中の人が言ってみる。
13 :
名刺は切らしておりまして:2008/10/08(水) 11:25:54 ID:wEqTuXH1
毒入り食べ物を食べて 薬を飲んでくれだろ
マッチポンプ
>>12 薬剤師は地元から動きたがらないってのは聞いたことがあるわ
そして、低賃金で都合のよい登録販売者
16 :
名刺は切らしておりまして:
夜中でも薬売ってくれよ。