かつてテレビの制作現場と言えば、ディレクターがADをこき使い、
蹴られる殴られるは当たり前だった。そのため、脱落者が続出。
「数日で辞めるのはザラ。わずか1ヶ月でも、続けば『よくやった』と言われる
世界でした」(元AD)
だが、最近、暴力を振るわないように、局から通告が出ているという。
「昔のように、蹴ったり殴ったりする人はほとんどいません。局が、番組制作会社に
忠告しています。暴力を振るうと、どんどん辞めてしまう。
ADという職業は、たった数ヶ月でも、経験があるかないかの差は大きい。暴力でそ
の蓄積を失うと、また一から教えなければならない。大変な損失です」
(テレビ局関係者)
ADといえば、2日、3日一睡もしないで働くことはザラ。そのうえ、ちょっとした
ミスで殴られ、ディレクターからの無理難題に答えなければならない過酷な
プレッシャーもある。ましてや、制作会社のADとなれば、給料も良くなく、
テレビ局社員との差は歴然。辞めてしまうのもムリはない。
だが、これに耐えて仕事を続けることによって、テリー伊藤のような将来の
フリーの売れっ子テレビプロデューサーが生まれるのだ。
まさに継続は力なりといったところか。
ソースは
http://news.ameba.jp/special/2008/10/18625.html