【コラム】牧野洋の「世界の常識・日本の非常識」 法案否決、それでも「市場原理主義」は生き残る−日経biz+[08/10/02]

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174名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:13:32 ID:W65a/GDb
>>172
うん。貯蓄率の差というより消費額の差、設備投資額の差が
経常収支に大きく影響するのは事実だよ。
でもアメリカの労働生産性は日本より低いよ。アメリカ人は統計を
作るとき為替を操作してるから日本のほうが低いことになってるけど、
実効為替レートで80年代後半〜90年代の円水準を妥当だと考えると
アメリカの労働生産性は日本の80%くらいだ。
175名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:14:00 ID:as1Ctl54
>>169
うーん、どうなんだろ。よく分からないね。

労働者の給料はウォルマートの方が確かに安いけど
資本家側から見ると収益は高いわけで。
労使のパワーバランスの問題かな?
それとも、ウォルマートで働く人は、
自動車作るほどの技能を修得できないという
ことなのかな?
176名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:18:14 ID:W65a/GDb
>>175
>労働者の給料はウォルマートの方が確かに安いけど
>資本家側から見ると収益は高いわけで。

そういうことだよ。資本家ってのは利益の還元だけを求めてる。
小売ってのは国境を越えにくいから海外との競争もないし、
従業員の給料を削れば安定した利益を出せる。でもウォルマートの
従業員の労働生産性の低さは否定しようがない事実だろ?
給料に還元しないって言っても、ある程度の労働分配率は
維持してるはずだから。
177名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:21:50 ID:as1Ctl54
>>174
うーん。伸び率だとどうなってたっけ?

>実効為替レートで80年代後半〜90年代の円水準を妥当だと考えると

これを使う根拠も良くわからないけど。
178名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:22:03 ID:BLUWNNJ2
>>173
あー、株主等の投資家の考えの上においてってことのつもりで言ってた
179名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:26:44 ID:as1Ctl54
>>176
つまり、労働分配率が産業間で一定でないと資本家の利益が
最大になるような資本分配が、生産量を最大化しないって
言いたいわけ?
180名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:27:03 ID:24pc+k2u
良識や節度が前提に無きゃ責任の盥回しと勝ち逃げしかないと
文化圏や環境って大事だねえ
181名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:30:41 ID:Z2n0zsB7
アメリカが製造業を捨てたのは事実
IBMがPC部門を中国企業に売却したのがその象徴
今時PC作っても儲からないんだよ。そのIBMはコンサルティグに業務を集約し
長年の不振から脱却。今年も過去最高益を更新見込み
182名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:31:42 ID:as1Ctl54
>>180
日本では道徳観、アメリカではキリスト教がその役割を
担ってるんだろうねえ。
183名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:35:28 ID:IqKUa8Ks
>>181
テレビ、自動車、PCの次は化学製品か医薬品?

作って儲からないと放棄するのであれば、アメリカにいったい何が残るんだ?

第1次産業と第3次産業だけになるのか?
184名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:36:58 ID:IDZs5L4M
>>183
広い意味でサービス業、でしょ。
185名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:37:55 ID:W65a/GDb
>>177
伸び率でも低いよ。人口一人当たりのGDP伸び率でもね。
2000年代にアメリカが日本のGDPを抜いたのは、単に
アメリカのインフレによるもんなんだよ。
今でも2000年物価によるGDP比較では日本の方が上だよ。
186名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:39:40 ID:W65a/GDb
>>179
単に労働生産性が低いって言ったんです。
労働生産性。粗利益(と給料)を労働者一人当たりで割った
労働生産性が、ウォルマートは極端に低い。
187名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:41:14 ID:fHhmvq04
諏訪を通る理由がまったくないな。
長野の山猿がいくら騒いでも、簡単に論破されちまう。
飯田も通過するだけだろ。
188名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 19:50:31 ID:24pc+k2u
>>186
まあ社会システム基盤が担保されれば低収入でも不満はそれほど出ないが
何もかもが極端で勝ち逃げ論先行の国じゃうまく回らないな
189名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:10:54 ID:YXiYwtcD
そりゃ、あんだけ安売りしてりゃ、労働生産性低いっしょ。ウォールマート。
ウォールマートは、労働者が消費者と株主の板ばさみになっている感じだな。
190名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:14:37 ID:ARe5Dz4s
>>186
労働生産性って製造業等のブルーカラーが高くなって事務職等のホワイトカラーが低くなる計算方式だしなぁ
191名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:20:33 ID:W65a/GDb
>>190
計算方式じゃなくてそれが事実なんだよ。
付加価値が低いんだ。
192名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:26:43 ID:24pc+k2u
>>191
店側の論理としては正しいんだけど客が居なきゃ意味が無い訳で
その客をシステム不備で潰してるんだから本末転倒と言うかそんな感じ
193名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:33:47 ID:W65a/GDb
まあアメリカはなんでもかんでもナンバーワンを
目指しすぎたよ。80年代製造業で日本に負けたときに
製造業は生産性が引くと決め付けて意図的に空洞化
させちゃった。この急進的な判断が致命的だった。
194名刺は切らしておりまして:2008/10/04(土) 20:51:50 ID:K8HoYLut
>>101

だから、金でしょ。
それに昔のヨーロッパからの移民からの話はどうでもいいよ。
195名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 00:33:18 ID:vjFUh5Ao
>>11
失敗の痛みをすぐ忘れるのがアメリカ人の強みであり弱みでもある
196名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 00:47:02 ID:vjFUh5Ao
終わりの無い値下げ競争で労働集約型の製造業が儲からないのは事実だろ
世界で一番余ってる資源は労働者だよ

アメリカに技術者が集まるのは金だけじゃないよ(金は大きいが
社会の魅力というか、ようするに途上国じゃ、どれだけ能力があっても
カーストだのコネだの共産党だのの壁が厚過ぎる
中南米なんて経済も政治も全部少数の家系が牛耳って、民間企業ですら入社も昇進もコネ次第、起業してもすぐ潰されるだから、普通の生まれの人間はアメリカの大学に入ってアメリカで成功するしかない。
197名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 00:56:58 ID:0YeGu4hE
>>196
つか生産効率化がここ100年で異常に伸びすぎて同層位でも振り分けと言う
いわゆる発展途上国での階層問題は全く同意で村社会的悪循環システム
198名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 00:58:58 ID:pl4cD18X
>>196
アメリカが製造業を捨てて新たに手に入れた小売業も
結局は製造業以下の付加価値しか生まなかった。
199名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:01:46 ID:pl4cD18X
製造業を捨てたアメリカはもはや経済2流国。
アメリカは製造業以外の産業を手に入れることができなかった。
200名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:30:48 ID:1urnQe9i
>193
そういえばニューコア(電炉でアメリカ2位の製鉄会社になった)の社長さんはアメリカ企業の敵は日本じゃなくアメリカ企業の経営陣みたいな事を言っていたな。
201名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:33:00 ID:zcXmkUP5
とは言っても、アメリカは長い目で見てプラス成長。
日本はゼロ成長なんだがなあ。
202名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:37:18 ID:FqKnm4UK
製造業に固執した議論は意味がないよ。
マイクロソフト、グーグル、ヤフー、アマゾン、IBM
みんなソフトやサービスで勝負して莫大な利益を上げてるんだから。
203名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:40:27 ID:0g/w+yrd
アマゾンが莫大な利益あげてるとは知らなんだ
204名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 01:47:55 ID:zcXmkUP5
とはいえ、農業→製造業→サービス業の順に基幹産業を移していくのが
歴史だよな。製造業の中でも、軽工業→重工業→ハイテク みたいにさ。

その場に居続けたら、後ろから追いつかれる製品カテゴリーもあるだろう。
悩ましいところだ。
205名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 02:10:44 ID:8CjRIlTY
日本の場合技術者がちっさいニッチな企業にも入って研究開発するから、素材とか
幅広い分野で強い。アメリカはすぐ見切りつけて金融とか流れるから製造業衰退。
同じ知識集約産業国家でも頭脳配分の仕方が違うというか
206名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 03:09:06 ID:5ajG7HzJ
これそんなおかしいこと書いてあるか?

すごい普通にストンと腑に落ちる話だと感じたんだけど。
207名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 05:37:34 ID:6pVoQJbH
バフェットには寿命原理主義で早くしんで欲しい
208名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 07:23:03 ID:8cti+0an
●アメリカの経済学者 ラビ・バトラ博士  の予言

(インド出身 サザン・メソジスト大学経済学部教授 国際貿易理論 デリー大学卒)

「どんなに遅くとも2000年までに共産主義は断末魔の苦しい革命を経て崩壊し、
2010年までに資本主義は 崩壊するだろう。私の現時点(1978年)におけるこの予測は
『経済60年周期説』に基づくものである。」

「わが恩師サーカー(インドの哲学者) 曰く、資本主義は『爆竹が弾けるようにして』崩壊する。
世界同時大恐慌の発生による『搾取的』資本主義の崩壊と共に、『貨幣による支配』は終了するだろう。」

「『富の過剰な集中』が資本主義の崩壊を引き起こす。少数の富裕層はひたすら貯蓄に励んでお金を使わず、
多数の 貧困層はもともとお金が無いため消費できない。この『消費の歯車』の停止が資本主義を崩壊させる。」

「『自由貿易』が資本主義の崩壊を引き起こす。自由貿易による国際間の競争の激化のために
生産者はコスト、ひいては人件費を削減することになる。賃金を低く抑えれば、結局消費は鈍化する。
『消費の歯車』の停止が起こり資本主義は崩壊するのである。」

「将来、原油価格は投機バブルによって1バレル=100ドルを超えるだろう。しかしその後、
この『原油バブル』は崩壊するだろう。」

「世界同時大恐慌はアメリカ住宅バブル・原油バブルの2つの投機バブルの崩壊から始まるだろう。

NYダウは 大暴落するだろう。資本主義は花火のように爆発する。日本と世界は同時に崩壊するだろう。」

「世界は大恐慌による混乱期を経てプラウト主義経済(均衡貿易、賃金格差の縮小、均衡財政、自国産業保護、
終身雇用、 環境保護、銀行規制など)による共存共栄の社会へと徐々に移行して行くだろう。
光は極東の日本から。」
209名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 08:45:19 ID:sUmMcw4v
>>117
ジュヨウサイドがジューヨー・・・

プププッ おもしろーいwww
210名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 09:04:27 ID:zb5tVi/G
マッチポンプ万歳!

9月27日 日本経済新聞朝刊
「資本主義と民間企業と記した墓石を背に、軍服を着た三人の男が「新たな共産主義」の旗を打
ち立てようとしている。ブッシュ米大統領、ポールソン財務長官、バーナンキ連邦準備理事会
議長だ―。
 中略
 米国発の市場混乱は、金融に傾きすぎた経済のバランスを修正する過程である。政府の役割
は欠かせないにせよ、資源や資金の配分で政府が市場を上回る能力を持ち合わせているとは
思えない。
 危機に際してフルに働き、危機が去れば退場する。そんな護民官になろうと努めなければ、政
府は意図せざる市場経済の墓掘りになりかねない。(米州総局編集委員 滝田洋一)」

       ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

10月1日 日本経済新聞朝刊社説
「世界の市場関係者があぜんとしたのではないか。米下院は二十九日、深刻化する金融危機
に対応して打ち出された米金融安定化法案を否決した。市場の混乱を深め、世界的な金融恐慌
を招きかねないという認識がまるで欠けた無責任な行為である。
 中略
 米国の政治指導者は今回の対策が守ろうとしているのは金融システムであり、ひいては人々
の生活であることを勇気を持って国民に説くべきだ。ブッシュ大統領は三十日、改めて法案の
早期成立を訴えたが、大統領選挙を戦う民主党のオバマ候補、共和党のマケイン候補が声を
そろえることも重要だ。」
211名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 09:07:44 ID:5UjX6zkd
>>201
ゼロ成長?2003年から2007年までは日本は2.2%の成長をしていたよ。
人口当たりではアメリカよりも高い。
212名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 09:08:23 ID:5UjX6zkd
>>202
>マイクロソフト、グーグル、ヤフー、アマゾン
これ全部合わせてもトヨタ一社が産み出す付加価値に
匹敵しないよ。
213名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 09:12:43 ID:w3GUNQ2C
市場原理主義は実質終わった。もう少し前向きな事書けよ>>1
214名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 10:58:47 ID:FqKnm4UK
>>212
ダウト。IBMとマイクロソフトの合計だけで
従業員は48万超えてるし(トヨタは連結で約32万)、
純利益は2.5兆円超えてるよ
(トヨタの純利益は今期1.2兆円くらい)。

215名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 14:57:02 ID:id8wTobf
>>214
付加価値ってのは単純な利益だけじゃないから。
まあ、トヨタとMSを単純に比較するのは難しいけど。企業の、社会や産業全体への
貢献度ってのは数値化するのは難しい。
しかし、アメリカ人の悪い癖はそういう数値化できない部分を切っちゃう事。
216名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 15:09:53 ID:iuesJEW7
>>214
派遣とか期間工使いカンバン方式で頑張って経費削減してもエクソンモービルの四半期分の利益にしかならない
利益率で見ても製造業はやっぱり限界があるんだよ
製造業で世界一のトヨタでも利益率ではマイクロソフトやグーグルには勝てないし、
ただ製造業、とくに自動車産業は裾野がひろいからたくさんの関係業者が潤うから
>>215のいうことも一理ある。
217名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 16:58:54 ID:FqKnm4UK
>>215
おいおいwここは政治思想板じゃないんだからw
付加価値といったら人件費と利益の和のことだろう。

218名刺は切らしておりまして:2008/10/05(日) 23:14:05 ID:MkhPGxV7
初めてここきたが、ここは経済学ODの巣窟か?
あさって方向を彷徨うお舞らに、お舞らが馬鹿にしてきた会計学社の端くれがお題をくれてやる

例の法案が通ったのでSECが時価会計停止するかもしれん
さて、我が国のASBJがとるべき方針はいかに?
219名刺は切らしておりまして:2008/10/06(月) 01:15:54 ID:jYzAURXF
製造業の裾野が広いといっても実態は下請け虐めと派遣工員
行き着く先は下請けの海外移転と外国人労働者

ビッグ3やボーイングですら工場で働いているのはメキシコ人不法移民、下請けは中国やフィリピン
半国営のエアバスだって賃金下げさせろ、さもなくば工場を海外移転すると脅迫する。

この流れはもうとまらんだろ
220名刺は切らしておりまして:2008/10/06(月) 01:18:42 ID:jYzAURXF
ソマリアとアメリカの賃金水準が平衡するまでこの流れが続くという人もいるが、
さすがにソマリアは治安が酷すぎるのでそれはないにしても、
東欧の賃金上昇でバルカン半島や北アフリカに、中国沿岸部の賃金上昇で内陸部や東南アジアに、という動きが確かに存在する。
221名刺は切らしておりまして:2008/10/06(月) 01:33:50 ID:tCWqIYIe
アメリカ以外の国々は、アメリカ以外の市場でそこそこ商売出来るようになればいいだけで
別にアメリカが絶対的な市場というわけじゃないしなぁ
長期的には没落していただいて構いません
222名刺は切らしておりまして:2008/10/06(月) 01:36:52 ID:SYRrpNjz
中国やインド、ブラジルがアメリカの消費の代わりになる
223名刺は切らしておりまして
国内に寄生する外資を追っ払って、投資国民貯金なんて創り、アメリカ以外の市場開拓すりゃあいいよ