産業観光の振興のため名古屋商工会議所などで構成する産業観光推進懇談会が1日まとめた
2008年の夏休み期間中(7月19日―8月31日)の入館者動向によると、加盟する27の博物館・美術
館のうち、6割強の17館が前年を上回った。
7月に全線開通した東海北陸自動車道のインターチェンジに近い、かかみがはら航空宇宙科学
博物館(岐阜県各務原市)は北陸方面からも訪問しやすくなり、来館者は22%増の2万5000人に
伸びた。産業技術記念館(名古屋市)も、子ども向けイベントの日数を増やしたことで29%増の4万
3000人となった。
入館者の合計はほぼ横ばいの62万1000人にとどまった。名古屋商工会議所で産業観光振興策
をとりまとめる文化委員会の須田寛委員長(東海旅客鉄道相談役)は「ガソリン価格の上昇で外出
を手控える動きがあったことなどが影響した」と分析した。
ソース:日本経済新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081001c3d0101m01.html