日本経済新聞社が28日まとめた主要30業種の産業天気図の
2008年10-12月期予測は、「小雨」「雨」があわせて10業種と
全体の3分の1を占めた。
7-9月期の当初予測(6月末時点)と比べマンション・住宅、自動車など
8業種の天気が悪化。米金融危機による世界的な景気低迷の影響が
幅広い業種に及んでいる。
6月末の予測では「雨」はなかったが、マンション・住宅が「小雨」から
「雨」になった。
米証券大手、リーマン・ブラザーズの経営破綻で国内不動産投資市場が
冷え込む可能性が出てきた。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080929AT1D2608G28092008.html 関連ニュース [2008年6月30日/日本経済新聞 朝刊]
7-9月:「曇り」「小雨」3分の2超---石油・食品が悪化
http://www.nikkei.co.jp/report/tenki/ 日本経済新聞社が29日まとめた主要30業種の産業天気図の2008年7-9月期
予測では「曇り」「小雨」が合わせて21業種と全体の3分の2を超えた。
4-6月期の当初予測(3月末時点)と比べ、石油、貨物輸送、食品・飲料、
百貨店など7業種の天気が悪化。原燃料高の影響などが多くの業種に
広がってきた。
「小雨」は石油、マンション・住宅、食品・飲料など7業種で、4-6月期の
当初予測より5業種増えた。原油高で石油元売り各社の原油調達コストが
上昇。食品・飲料は原料高に対応して値上げに動いているが、需要減少を
招く例も目立つ。
「曇り」は14業種。貨物輸送など2業種が「薄日」から「曇り」になり、
5業種が「曇り」から「小雨」へとさらに悪化した。
「薄日」は家電や産業・工作機械など6業種で2業種減った。
「晴れ」はプラント・造船、精密機械など3業種で3月末と変わらない。