トヨタ紡織とアイシン精機は、ポーランドのドルヌィ・シロンスク県ノボグロジェッツェ市に自動車
用内装部品を生産する合弁会社「TBAIポーランド」を設立すると発表した。
新会社は、欧州地域統括会社のトヨタ紡織ヨーロッパとアイシン・ヨーロッパが出資して設立。
欧州地域のトヨタ紡織グループ会社のシート組立拠点に、シートフレーム、シートカバーを納入
する予定。新会社は欧州連合地域では初のシートフレーム工場となり、欧州地域における最
適生産・最適物流体制の強化を図る。
TBAIポーランドの資本金は8320万ズロチ(約42億円)で、トヨタ紡織グループが70%、アイシン
精機グループが30%出資する。2011年から自動車用シートフレーム、シートカバーを生産する。
従業員数は約440人。投資額は3000万ユーロ(約49億円)の予定。
トヨタ紡織とアイシン精機はこれまでもシートフレーム部品の共同開発・生産で協力関係にあり、
新会社は中国の広州市、天津市に続いて3カ所目の合弁会社となる。新会社は、両社それぞ
れの得意分野を活かし、高品質・低コストのシートフレームを生産するとしている。
ソース:レスポンス
http://response.jp/issue/2008/0926/article114190_1.html ・ニュースリリース(トヨタ紡織HP、アイシン精機HPにも同内容のページあり)
http://www.toyota-boshoku.co.jp/pdfset/release/08092601.pdf