【鉄道】西武ホールディングス グループ3万人の勤怠管理システムを統合、出退勤管理の事務処理を効率化 [08/9/22]
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やるっきゃ騎士φ ★:
ソースは日経BP社
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080918/315079/?ST=jirei&P=1 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080918/315079/?ST=jirei&P=2 [1/3]
西武鉄道(埼玉県所沢市)やプリンスホテル(東京・豊島区)など、
西武グループ各社を傘下に収める西武ホールディングス(西武HD、
埼玉県所沢市)はグループ経営の強化と効率化を進めている。
その1つが勤怠管理システムの統合だ。
2007年3月以降、グループの中核企業である西武鉄道やプリンスホテルなどが順次
新システムに切り替えており、2008年8月には西武ライオンズ(埼玉県所沢市)が
移行した。新システムに移行したグループ各社の従業員数はプリンスホテルの
1万4000人を筆頭に、合計約3万人に上る。業種も様々な複数の企業に所属する
約3万人分もの出退勤を1つのシステムで管理するケースは珍しい。
西武グループでは従来、グループ各社が個別に勤怠管理をしていた。IT(情報技術)
ツールで管理する企業もあれば、従業員が紙に記録した出勤簿を人事担当者が
打ち直すといった作業をしている企業もあった。プリンスホテル1社だけでも、
「都市型ホテルはタイムカードと自前のITで管理する一方、リゾートホテルでは
紙の出勤簿を使っていた」(プリンスホテルの豊田幸伸人事部主任)と統一が
取れておらず、管理負荷が増大する一因となっていた。
従来の体制では管理が行き届いていない職場もあった。
例えば、鉄道駅構内の売店などでは管理監督者がその場にいないため、従業員に
電話やファクシミリで出退勤時刻を報告させていたが、「報告通りに勤務している
という確証が持てない状態だった」(西武ホールディングスの
寺沢航介情報システム部主任)。
これらの問題を解消する目的で、勤怠管理システムの刷新と統合を決めた。
新システムに移行したことにより、紙で勤怠を管理していた企業は年に数回発生
していたシステムに入力し直す際のミスを一掃できた。売店での出退勤時刻も、
各売店に設置したバーコード・リーダーを通じて申告する仕組みに改めたことで、
信頼性が増したという。
-続きます-
-続きです-
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■ICカードから携帯電話まで多様な手段で勤怠入力
新しい勤怠管理システムは自前では構築せず、事業者が勤怠管理の機能を期間貸し
するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)型のサービスを採用した。
理由は大きく2つある。1つは、拡張の柔軟さを重視したこと。グループ各社が
段階的に移行するので、初めから大がかりなシステムを構築するわけには
いかなかった。
もう1つの理由は勤怠の入力手段の多様さである。各社の業態や勤務形態などに
よって最適な入力手段は変わってくる。
プリンスホテルの古清水全人情報システム部長は「スキー場の頂上に常駐する
従業員や、ゴルフ場のグリーンを維持する従業員にとって、遠く離れた
管理事務所まで戻って出退勤を入力するのは面倒。ウェブブラウザを搭載する
携帯電話機などで、その場で入力できることが望ましかった」と語る。
様々な入力手段に1つずつ対応してシステムを構築するのは手間がかかりやすい。
西武グループが導入したネオレックス(名古屋市)のASPサービス
「バイバイ タイムカード」は標準仕様でICカードやバーコード・リーダーのほか、
ウェブブラウザを搭載する携帯電話機での出退勤入力にも対応する。
西武グループはネオレックス以外のサービスも検討したものの、大半は
サービス入力手段が限られていたことからバイバイ タイムカードを採用した。
-続きます-
-続きです-
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■兼務者の出退勤管理の事務作業を年150時間軽減
新体制の運用開始から1年半経過したプリンスホテルは、都市型ホテルと
リゾートホテルを兼務する従業員の出退勤記録の事務作業を年間150時間以上
軽減するなどの成果を得た。
同社では都市型ホテルに所属する従業員が、リゾートホテルの繁忙期などに
応援に加わる。特に夏期には1カ月半で延べ約450人、また冬期には3カ月間に
同500人が応援部隊となる。このため、ある従業員が同じ月内の前半に
都市型ホテルに勤務し、後半にリゾートホテルを赴任するような形態が発生する。
従来の体制では、こうした場合の出退勤管理が煩雑だった。
具体的には、リゾートホテル側が管理する出勤簿のデータを都市型ホテル側が
受け取り、合算してデータとして入力し直す作業が発生していた。1件当たりの
換算で約4分30秒かかっていたという。
新システムに移行してからは、勤務地が変わっても同じサーバーで
勤怠管理データを管理し、自動的に集計できる。
勤務時間の合算・再集計といった作業が不要になり、年間当たりで150時間50分の
事務作業の軽減効果となった。
-以上です-
関連スレは
観光】西武HD:日光プリンスホテルを閉鎖 軽井沢スケートセンターも…利用者の減少で採算悪化 [08/09/20]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1221863750/l50 依頼を受けてたてました。
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/09/22(月) 11:12:47 ID:sESbTdxt
つまり転勤が多い
5 :
名刺は切らしておりまして:2008/09/22(月) 12:55:30 ID:HNwEX3iS
そしてシステムダウンして大混乱が起こるんですね
6 :
名刺は切らしておりまして:2008/09/22(月) 13:10:15 ID:4cPBfKVF
ユニシスと富士通だけはやめとけよ。
パート従業員を含む全業務態勢を全幹部社員が経験している西武鉄道ならではの発想で、
従業員ができるだけ手抜けるようにちゃんと考えてる点が面白い。