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中部空港、初の赤字転落へ 燃料高による路線撤退で
中部国際空港会社(愛知県常滑市)の稲葉良☆社長は9日、記者会見し、2009年3月期連結
決算の純損益が開港以来初の赤字に転落する見通しになったと明らかにした。当初予想の1億
円の黒字から下方修正する。
燃料費高騰で路線の撤退・減便が相次いでおり、航空会社から受け取る着陸料が減ることな
どが要因。世界的な金融混乱もマイナス材料となり旅客需要の低迷が続くとみており下方修正
は避けられないと判断した。
赤字幅は集計中。11月の08年9月中間連結決算発表時に公表する。
中部空港は、国際線の便数が、ピークだった昨年5月は週405便だったが、今月は週367便
にまで減っている。旅客数も、燃油代の上昇分を運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サ
ーチャージ)が高くなった影響で今年8月が前年同月比8%減と大きく落ち込んだ。旅客減で免税
店の売り上げなど営業収入も振るわないという。
(注)☆は目ヘンに見
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100901000727.html