【鉄道/中国】中国南車：高成長を遂げる中国最大の鉄道企業 [08/09/16]

　同社は06年12月に上場した株洲南車の親会社。中国最大の軌道交通設備メーカーで「南車」「ＣＳＲ」
ブランドのディーゼル機関車や高速鉄道、貨物車、地下鉄などの車輌や部品の製造、販売、修理、レン
タルを手掛け、関連ソリューション事業も行なう国内最大手企業である。

　近年は、世界一高い海抜5072メートルを通る青蔵鉄路（ゴルムド−ラサ、チベット鉄道）や上海、北京、
広州、南京の地下鉄へ同社の車両を提供している。

　業績は今年から加速度的な成長がみられている。07年の通期決算では、前年比16．3％の増収（268
億400万元）、12．5％の増益（6億1300万元）と2ケタ台の堅調な伸びを見せた。今年の第1四半期決算
でも262％の大幅増益（3億6800万元）をマーク。通期決算では少なく見積もっても13億6000万元と前年
比で2倍以上の好業績を見込んでいる。

　同社は「先Ａ後Ｈ」（Ａ株の上場後にＨ株を発行する）方式で8月27日に香港デビュー。3月の中国鉄建
以来、今年2番目の大型ＩＰＯとして注目を集め、生命保険最大手の中国人寿や米ＧＥ　Ｃａｐｉｔａｌ、韓国の
大手金融グループＭｉｒａｅ　Ａｓｓｅｔなどが株主に名を連ねている。

▽中国南車（01766）業績
http://news.searchina.ne.jp/img/column/20080916_001.gif


　Ｈ株の発行価格は2．60香港ドルで、調達資金は41億6000万香港ドル。これは、1．海外からの主要
部品の購入（59％）、2．海外の開発製品、生産機械、試験設備などの買収（27％）、3．海外の鉄道車
輌に関する技術の導入（14％）、への投入を予定している。

　今後の展望について、良好な経営環境が業績の伸びを後押しするとみられている。

　まずは政府の支援が同社最大の好材料。第11次5カ年規画（「十一五」、06−2010年）による政府の
鉄道インフラへの投資拡大で、現在は都市部で55本の地下鉄と短距離路線が建設中。完成すれば6000
両に及ぶ車輌需要が発生すると見られている。これをチャンスとした同社は今後3年間で生産施設や
修理工場の拡大へ115億元を投入することが決定しており、今後も50％を上回る市場シェアを維持して
いく構え。

　また、海外事業も好調。これまで先進国から技術や生産設備を積極的に取り入れた結果、品質が世界
的に認められ、近年は東南アジアやブラジルなど30カ所以上の国及び地域への輸出が拡大。将来の業績
の成長動力として期待されている。

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ソース：サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0916&f=column_0916_004.shtml

画像：
http://news.searchina.ne.jp/2008/0916/column_0916_004.jpg

・・・あんまり需要がなさそうなスレだな

電車王国ゆえか狭軌のせいか、国内メーカーは機関車については弱そうですしなぁ・・・

>>3
むしろ妙な技術が入ってこなくて好都合だと思われ