ソースは
http://excite.co.jp/News/bit/E1221214736285.html [1/2]
「カーボンオフセット」と言う言葉、ニュースなどで頻繁に聞くようになったが、まだ
なんとなく理解できていないという人も多いのでは? 最近では、あらゆる業界で
身近なところにカーボンオフセットが続々と進出しているらしい。最新動向を
追ってみた。
そもそもカーボンオフセットとは? カーボン・オフセット・プロバイダーである
ジーコンシャス株式会社の北村さんにお話を伺った。
「カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができない
CO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を
行い、どうしても排出されるCO2について、その排出量に見合ったCO2削減活動に
投資すること等により、排出されるCO2を埋め合わせるという考え方です」
生きている以上、私たちはどんなにがんばってもCO2を排出してしまう。その分の
お金を支払い、支払ったお金をCO2削減に役立ててもらおうという取り組みなのだ。
この活動の仲介をしてくれるのが、ジーコンシャス(株)のようなプロバイダー。
参加する企業や個人は、プロバイダーから排出量分の「カーボンパス」を購入する。
これが“CO2削減への参加証”となり、プロバイダーは、私たちに代わってその資金で
国連認証の排出権などを購入。これでオフセットが完了する。
このカーボンオフセット、イベントや企業活動だけではなく、ユニークな事例が次々と
登場している。
たとえば、結婚式。披露宴での電気利用や、出席する招待客の飛行機や鉄道の利用に
よるCO2排出量に相当する分をオフセットする“グリーンウェディング”が話題を集めて
いる。当日は、受付にカーボンパスが掲げられ、引き出物にも排出枠付きの
カーボンパスを添えるなどの演出も可能で、招待客の反応も上々なんだとか。
ジーコンシャス(株)が提供するこの結婚式は、エコに関心の深いカップルが続々と
取り入れており、会場となるホテルや結婚式場も積極的にサポートしていく姿勢を
見せているという。
-続きます-