【企業】マンダム、100カ国の平均的生活者を主要購買層に据える独自の国際戦略[08/09/14]

　「うーん、マンダム」の名セリフで一世を風靡した映画俳優のチャールズ・ブロンソン、
最近はＳＭＡＰの木村拓哉をテレビＣＭに起用するなど、宣伝力に優れた大阪の男性
化粧品メーカー、マンダム。主な購買層を高額所得者ではなく、１００カ国の平均生活
者に据える独自の国際戦略で異彩を放っている。徹底した“現地化”で、ヘアスタイリン
グ剤のメガブランド「ＧＡＴＳＢＹ（ギャツビー）」は世界商品に躍り出ようとしている。

　「この整髪料、１つちょうだい」「あれ、これからデートかい？」

　インドネシアやフィリピンにあるよろず屋では、こんなやり取りが行われていた。洗剤や
日用雑貨のぶら下がる店先から、若い男性たちはギャツビー商品を購入していくのだ。

　ウォーターグロス（水性整髪料）が８グラム入ったサチェット（小袋）。日本なら無料配布
の見本品のようだが、インドネシアでは１個３００ルピア（約３円）前後で販売される売れ
筋商品だ。

　実は、これがマンダムの工夫。「ニーズに合った商品を所得水準やライフスタイルに
合った売り方をすれば売れる」。約２０年間、アジアで事業を立ち上げてきた国際事業
部担当の山下充洋執行役員は胸を張る。

　大ビンの整髪料を購入できない東南アジアだが、少ない分量で安く売れば手が届く。
今年３月にはインド市場への本格参入をにらんで「ワンコインでおつりがくる」低価格の
デオドラントスプレーをギャツビー商品として売り出した。

　マンダム製品はインドネシアをはじめ販売・製造拠点をもつ７カ国に加え、ドバイ経由
で中東や旧東欧諸国など１００カ国以上で流通している。コピー商品も多いものの、マ
ンダムは「それも有名税」と意に介さない。ブランドの知名度アップに貢献するからだ。

　ただ、経済水準が日本に追いつきつつある韓国やシンガポールなどのＮＩＥＳやＢＲＩＣｓ
（ロシア、インド、中国、ブラジル）になると、マンダムの戦略はぐっと変わる。日本流の
オシャレが若者の憧憬の的だけに、販売促進のやり方は限りなく日本に近い。

　現地のスタイルにトコトン徹するか、日本の流行を移植するか。山下執行役員は「年間
所得が１万ドル（約１０７万円）を超えるとスーパーの品ぞろえが豊かになる。人々の目が
美容やヘアスタイリングに向けられるのでしょう」と話す。

　今年、マンダムは年間所得が「オーバー１万ドル」の香港や台湾など東南アジア７カ国・
地域に共通する販促の試みとして、学生を対象にした「ギャツビー・スタイリング・ダンスコ
ンテスト」を企画した。日本の消費者と同列にみられることは、一種のステイタスになるた
めだ。

　２００４年に本格的に進出し、今年５月、上海市に販売拠点を置いた中国本土でも日本へ
の憧憬は強い。ギャツビーの中国名は「杰士派」（チェースーパイ）で、意味は「カッコイイ
やつら」。流行の最先端商品が集まるショッピングセンターで日本人ヘアスタイリストが整髪
実演を行うと、多くの若い男女が押し寄せてくる。

（続きは>>2-で）

画像：所得や文化の水準が日本に近い韓国の若者は日本のオシャレに敏感。
http://sankei.jp.msn.com/photos/economy/business/080914/biz0809141412000-p1.jpg

ソース：産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080914/biz0809141412000-n1.htm

※依頼ありました：48-607

（>>1の続き）

　「数年以内にもっと本格的な展開が可能だ。連結売上高の４割という海外販売比率
の実現に近づく布石になる」。

　西村元延社長は中国市場をこうみる。

　チャールズ・ブロンソンをＣＭに起用したことで、マンダムは男性色の濃い社風を色
濃く打ち出した。それがギャツビーの成功に結びついたわけだが、最近力を注ぐ女性
用化粧品の販促活動ではネックでもある。

　ドラッグストアで爆発的に売れた防腐剤フリーのメイク落とし「クレンジング　エクスプ
レス」といったヒット商品も昨年までは販売元を関連会社とし、マンダムの名前を控えた。

　その点、海外市場でマンダム＝男性化粧品のイメージは薄い。インドネシアでは、女
性用化粧品のブランド「ピュセル」が大人気で現地の流行の最先端を引っ張っている。

　国内外で売上高３００億円を達成したギャツビーが海外市場を拡大することはもちろん
だが、男性以上に市場の大きい女性化粧品の成功なしに「売上高１０００億円規模の国
際企業」の目標は実現できない。整髪料の「ルシードＬ」のリニューアルなどのブランド
へのテコ入れの一方、ドラッグストア向けの女性化粧品事業拡大も急務だ。

　「アジアから日本への商品や販促手法の逆輸入もある」と西村社長。「ウーマンのマン
ダム」の波が海外に押し寄せる日は、そう遠くないかもしれない。

（了）

おい>>5アゴになんかついてるぞ。

以下、ん〜マンダム禁止

ん〜ガンダム

キレてな〜い

>>3の回答しだいで世代が解るらしいで、
>>4は、35以上
>>6は、30以下

＞「ニーズに合った商品を所得水準やライフスタイルに
＞合った売り方をすれば売れる」

教科書的でまったくの正統派じゃん
嫌いじゃないから頑張って欲しいね

Uhm....Mandom

ウーマンダム
にすれば良い

∈(･ω･)∋ ﾀﾞﾑｰ

ようこそ男の世界へ

シェービングクリームはマンダムだな

ワックス使ってる。ツヤ全然ないのが最高です。

愛するものが側にいる。　その時、君はマンダムの世界にいる。

俺はルシード専門だな。無香料なのが気に入っている。

この小さいサイズの整髪料、まじで万引きされるﾝだ
ＳＶは置き場所を工夫しろ…とか、売れ筋だから外せない…とか言うけど
仕入れた先から盗まれるし、最近は盗まないでその場で蓋を開けて使いやがる
てなわけで、うちの棚からは外した
客筋の８．５割が土方だから良いけど…ね

(￣ー￣)　ｳｰﾝﾏﾝﾀﾞﾑ

この顔文字がぴったり〜

>年間所得が１万ドル（約１０７万円）を超えるとスーパーの品ぞろえが豊かになる
じゃ、日本はそろそろスーパーの品揃えが悪くなっていく頃だなｗ

うーん

俺がマンダムだ

>>17
おまえインドネシアの店長？

以下「う〜ん、マンダム」禁止。

もえあがーれー　マンダム〜

所得や文化の水準が日本に近い韓国の若者は日本のオシャレに敏感。
http://sankei.jp.msn.com/photos/economy/business/080914/biz0809141412000-p1.jpg