【ワシントン=西崎香】米連邦準備制度理事会(FRB)は16日に金融政策を決める
連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。原油価格の急落でインフレ懸念は和らいでいるが、
基本的な経済情勢は大きく変化していないため、政策金利を年率2.00%に据え置くとの
見方が有力だ。
証券大手リーマン・ブラザーズの経営危機などで金融市場は不安定さを増しているが、
金融システム全体の資金繰りが激しく悪化しない限り、緊急対応の利下げには
踏み切らない見通し。
FOMCでは、原油価格の下落でインフレ圧力が後退する可能性がある一方、個人消費の
低迷などで景気の下ぶれ懸念が根強いとの見通しを打ち出しそうだ。当面は据え置きを
続けるとの見方が有力だが、来年にかけての利下げ観測も再び強まっている。
▽News Source asahi.com 2008年9月14日21時51分
http://www.asahi.com/business/update/0914/TKY200809140181.html ▽Board of Governors of the Federal Reserve System
http://www.federalreserve.gov/
ぐっちーさんのブログより抜粋
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/s/%A5%B5%A5%E0%A5%E9%A5%A4%BA%C4 何回か書いてますけど、だいたい世間一般の話としても、大丈夫です、って時は
実は一番危ない(笑)。だって、危ないときにはだめです、危ないです、とは
ゼッタイに言わないでしょ?
これは金融機関については1980年代からずーっと、まさに法則として機能
していて大丈夫、と言っているときほど実に危ない。古くはドレクセル・バーナム、
あのS+L、最近のベアー・スターンズまで潰れる直前まで大丈夫、心配ない、
と社長及びCEOは言い続けたわけです。
これは「大丈夫といわなければならないほど危ない」、と理解しましょう。
となると先日のシティーのCEOの発言は・・・・こまっちゃいますよね〜・・・
一般論ですがアメリカ(海外)の一流企業が日本に来てまでファイナンスを
はじめたら危ないというのは知っておいた方がいいです。
大体今回のサブプライムが起きたときあたりから米系金融機関が立て続けに
サムライ債を発行したりしていた。このあたりが一つのサインですよ。
だって、株価が125ドルもしている企業のファイナンスなんて普通ならゼッタイ
アメリカ本国でやったほうが安いわけでしょ。それがわざわざ日本でファイナンス
するなんてなんかおかしいじゃない。株価には現れていないけど、何か本国の
ファイナンスに問題あり、って考える事です。小難しいことを言うより
こういう当たり前の感覚が重要なんですよ。
更に言うと、いくら日本でももうプロの投資家に相手にされなくなって
個人向けなんていって店頭で売り出したらもう完全にアウト。
アルゼンチンもそうだったし、エンロンがこれですな。GMの個人向け社債
なんてのが円建てで出てきたらやばいかもしれないね。 って、
もう出てるか・・・