ビール大手5社が10日発表した8月のビール類総出荷量は、
前年同月比8・8%減の4541万ケース(1ケース=大瓶20本換算)となり、
8月の出荷量としては、現在の方式で統計を取り始めた1992年以降最低となった。
8月後半に続いた雨天などで消費量が落ち込んだことが響いた。
内訳は、ビールが14・6%減の2464万ケース、発泡酒が14・8%減の976万ケースと
それぞれ大幅に減少した。
一方、低価格で人気を集める第3のビールは16・4%増の1100万ケースと堅調で
6か月連続のプラスとなった。第3のビールの出荷量は4か月連続で発泡酒を上回った。
メーカー別では、サントリーが9月の値上げ前の駆け込み需要で26%増と好調だったほかは、
そろって減少した。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080910-OYT1T00524.htm