下関漁港を基地とする沖合底引き網漁業でとれる魚の地産地消を進めながら
環境対策も考えようと、下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会(木原實
会長)は、「フィッシュマイレージ」を導入した新たなキャンペーンを始める。飲食
店で沖底魚を使った料理を出してもらい、食べた客にはマイルを提供。一定量
のマイルがたまると抽選で商品が当たる。
「フィッシュマイレージ」は、仕入れる食材の産地から店舗までの輸送距離に、
料理で使用する食材の重量を乗じて算出。今回は、使用する魚の国内主要産地
から飲食店までの輸送距離と下関漁港市場から飲食店までの輸送距離の差に、
食材の重量を乗じた数値を「フィッシュマイル」の単位で表す。
マダイは宇和島産、カレイは境港産などと、魚種ごとに国内主要産地を指定。例え
ば下関漁港市場から三キロ離れた店で同市場のマダイを百グラム使用した料理
を食べた場合、宇和島から店までの距離百七十一キロから三キロを差し引いて
〇・一キログラムを乗じた「一六・八フィッシュマイル」が得られる。
キャンペーンは十一月中旬から来年三月中旬までの一定期間に実施予定。旅館
組合と料飲組合から五店舗ずつ協賛店を募り、十店舗程度でスタートする。対象
魚種は二十種前後を指定。協賛店にはポイントカードを置き、一定のマイルを集め
た人には抽選で食事券などの商品を贈る。
輸入品や県外産でなく下関漁港市場に水揚げされた沖合底引きの漁獲物を食べる
ことが、輸送に使うエネルギーや二酸化炭素排出量の削減につながる仕組み。
ソースは
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2008/0907/1.html ※依頼ありました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1220448487/211