>>126 心配するまでもなく、その辰之巳米穀ってのも、もちろんそういう体質の会社。
数年前までの事しか知らないけど、おれが知ってる当時のこの会社は、
同じ製品タンクのコメを、袋だけ替えてこまちにも魚沼コシにも有機米にも
すし米にもしてしまうような商売やってたよんw
(まあ、当時の米業界は、全体が大なり小なりそういう体質だった部分があるので、
この会社だけ責められない面もあるけどね。あと、いまはDNAが出ちゃうので、
そこまで悪どい事はやってないと思う)
おれ、冬木社長本人もちょっと知ってたが、社内に誰も抵抗出来る人間のいない、
典型的超ワンマン企業で、過去にも意見しようとして飛ばされたり辞めたりした人が多数いる。
今は付き合いがないのでどうだか知らんけど、まあ、あの性格だから
10年ぐらいじゃ変わることはないだろう。
昔から、「いかに安いコメを買ってきていかに高く売るか」しか考えていない人だった。
しかも、「夾雑物の多い安いコメを高く売るために、工場の選別設備にカネをかける」とか言うなら
まだまだ前向きな商売で納得出来るのだが、あの社長はそれとは正反対。
工場なんて自前で持たなくてもいい、他社へ賃搗きに出せば自社で工場を維持するよりも安上がり、
と言って憚らない。そんなんでいい製品が出せるわけがない。
(事実、関西地区のメイン工場だった京都工場は、建家が借家だった事もあり、
維持費が高いわりに利益がないと言って、8年ほど前に閉鎖してしまった)
つまり、自社工場でいいコメを作って付加価値を付ける、という気が最初からないんだなー。
「思いっ切り安い原料を買い付け、それを(詐欺まがいでもいいから)高く売って儲けを出そう」
という発想の商売だった。当然、社員にも「コメを売る」能力だけを求め、
営業力のない奴はクズ、工場は売る能力のない奴が担当してればいい、ぐらいの勢いだった。
けど、そのやり方を突き詰めていけば、いずれ「安いけど危ない」原料に手を出すようになる。
予想された結末だよ、これ。
というか、おれの知ってる当時から、仕入れについては相当怪しいルートを持っていたみたい。
社内で原料買い付けの権限があるのは社長1人で、腹心だった部長クラスの親戚にも
タッチさせていないと聞いた事がある。
これは、原料買い付けにかかわるカラクリこそがこの会社の核心部分だという事とともに、
そこに相当ダークな部分があったと見るのが自然だろう。
もちろん、現場は社長が買ってきたコメをただ言われた通りに精米・選別・ブレンド・
袋詰めして売るだけなので、工場のトップぐらいしかコメの本当の素性は
知らなかったのでは、と思う。
大阪の財務担当社員が言っていたような「現場の勝手な判断」なんて、
あり得る会社じゃありませんw
そういう意味では、今回のは内部告発じゃないのかねー。
いろんな人から相当恨まれてると思うしね、社長。
(言っておくけど、俺は内部の人間じゃねーからなw)。
超長文スマソ。