>>1 もっとすごいニュースがでたぞ!!!!個人投資は完全にはめられましたね。
アーバンコーポの倒産で荒稼ぎ 〜生き馬の目を抜くハゲタカ外資の裏技〜 東京レポート
[特別取材]
2008年08月18日 09:15 更新
http://www.data-max.co.jp/2008/08/post_2217.html 負債総額2,558億円と今年最大級の倒産となった東証1部上場の不動産開発会社、アーバンコーポレイション(広島市、房園博行社長)。
外資系金融機関と裏契約を結んでいたことが明らかになり、株式市場で波紋を広げている。この裏契約のために、アーバンの社債発行に
よる資金調達額が実質的に3割に減ったためだ。
社債を引き受けたのは仏金融大手BNPパリバ。裏契約で荒稼ぎする外資と、その餌食になる一般投資家という構図が、ここでも繰り返された。
300億円のCB発行
アーバンは6月26日、BNPを割当先に300億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)を7月11日に発行すると発表した。「資金は短期借入金
の返済にあてる」が、CB発行の理由である。株式市場では「当面の危機は去った」という見方が広がった。
だが、「これには裏がある」と首をかしげた金融関係者も少なからずいた。どう見ても、BNPに有利とは思えなかったためだ。しかも、アーバン
の倒産は「時間の問題」で、リスクは極めて大きいのである。
「USA」。今年の春頃から、証券界で囁かれていた反社会的勢力との関係が指摘される新興不動産会社の頭文字だ。金融当局は、暴力団
の資金源を断つために、反社会的勢力と関係がある会社には融資を即ストップする、という新しい金融ルールを打ち出した。新ルールの適用第1号が、
Sの頭文字のスルガコーポレーション(横浜市)だ。
次は、Uの頭文字のアーバン(英語名はURBAN)。蛇口を締められるアーバンが夏場を乗り切るのは難しい、と見られていた。そんな時、アーバン
の救世主として現れたのがBNP。300億円のCBを引き受けるというのだ。資金繰りのメドがついたのである。
しかし、疑り深い金融関係者は、額面通りに受け取らなかった。破綻するとわかっている企業に、300億円という大金をつぎ込むほど、外資は
お人よしではないからだ。CBを引き受けるからには、「裏がある」と考えたのも無理はなかった。
金融機関が担保権行使
アーバンは7月7日、房園博行社長(45)が金融機関に差し入れていた持ち株の担保権が行使された、と発表した。これにより、房園社長の持ち株
比率は、16.60%から4.03%に一気に低下。筆頭株主ではなくなった。
房園社長は、こう釈明した。金融商品への投資や不動産取得、ベンチャー企業への投資に、アーバン株を担保に金融機関から融資を受けた
。株価下落で追加担保を求められたため、新たに持ち株を担保に追加した。結局、金融機関は担保権を行使し、個人が保有するアーバン株の
ほとんどが売られてしまった、と。
中国財務局に提出された大量保有訂正報告書によると、担保権を行使した金融機関は6社。担保権の行使は、6月23日から始まっている。
追証を払えなくなったため、早々と見切りをつけた金融機関が回収に入ったのだ。
金融機関が回収を進めているなか、アーバンは7月11日、BNPを引受先とする300億円のCBを発行した。BNPは、時の氏神になるはずだった。
しかし、金融関係者が疑ったように「裏」があったのだ。