【IT】グーグル(Google)の地図新機能「ストリートビュー」、削除要請次々 職質中の男性写真も[08/08/06]

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239名刺は切らしておりまして
1.盗撮
現在、日本において公共の場所での写真撮影を規制する法律は存在しない。
俗に盗撮と呼ばれる犯罪行為は、猥褻目的の隠し撮りに限って迷惑防止条例、軽犯罪法違反を課すものであって、
本人の同意を得ない撮影がすなわち全て違法行為には当たるわけではない。
Googleストリートビューにおける画像データは、合法的な街撮り行為と判断される可能性が高い。

2.覗き行為(窃視)
軽犯罪法第1条23号によると、
「正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者」は、
「これを拘留又は科料に処する。」とされている。
直接のぞき見るほかに、カメラなどで撮影する場合も本号に該当し、迷惑防止条例に定めがあれば併せて適用される。
また、住居不法侵入罪に問われるケースも多い。
Googleストリートビューにおける撮影は、「通常衣服をつけないでいるような場所」を「ひそかにのぞき見た」行為に該当するとは言えない。

3.プライバシーの侵害
プライバシー権の考え方は比較的新しい概念であり、日本国憲法に直接の明文規定は無いが、
第13条(個人の尊重)によって保障されていると解釈されている。
プライバシー権とは「私的領域を犯されない権利」を保障するものであって、公の場とそれに準ずる場所においては、権利を制限される場合がある。
Googleストリートビューにおける撮影は、主に公道上から行われており、私的領域を犯しているとは言えない。