【IT】グーグルが「Street View」の機能を巡る裁判で反論「現代社会に完全なプライバシーなどは存在しない」 [08/08/05]

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1本多工務店φ ★
グーグルが提供している無料の地図情報サービス「GoogleMap」の付加機能の一つとなる「Street View」で
自宅内に居る模様の写真画像がネット上を通じて公開されてしまったとして、
このような行為はプライバシー侵害にあたるとして米ペンシルバニア州在住の男女が同社を訴えていた裁判で、
グーグル側は「現代社会にプライバシーなどは存在しない」とする反論を行っていたことが31日、明らかとなった。

裁判の中でグーグルは「衛星技術の進歩を受けて、現代では砂漠の真ん中に居たとしても完全なプライバシーなどは存在しない」と述べて、
「Street View」の機能はプライバシー侵害だとした原告らの主張に対して反論を行った。

原告らは自宅に居る模様を顔写真入りでネット上に公開されたのは、個人の権利の侵害だとしてグーグルに対して、
2万5000ドル(約263万円)の損害賠償請求を起こしていた。

グーグルの「Street View」の機能を巡ってはこれまでも度々、問題が発生。
EUがこれらの画像の公開はプライバシー侵害だと判断したことを受けて、
グーグルでは今年に入ってからは「Street View」の中に写りこんでいる個人の顔の部分だけを「ぼかし」を入れるなどの処置を講じていた。

ソース:Technobahn
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808051827