【調査/景況】過去最悪の水準に迫る消費者心理--今後1年の景気「悪くなる」が7割超(日本リサーチ総合研究所調査) [08/03]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ライトスタッフ◎φ ★
内閣府と経済産業省が所管する公益法人、日本リサーチ総合研究所が6月に実施した調査によると、
今後1年間の国内景気の先行きについて「悪くなる」と答えた人が70.9%にのぼる一方、
「良くなる」は1.7%にとどまった。昨年6月から景況感の落ち込みが続いている。

調査は2カ月ごとで、今回の対象者は全国の1200人、有効回答者数は18〜79歳の
1163人。「悪くなる」と答えた人の割合は77年の調査開始以来、97年12月(72.1%)
に次ぎ2番目に高い。07年4月は24.6%だったが、1年あまりで急上昇した。

今後1年間の物価動向については、「上がる」という回答が90.6%。第2次石油危機の影響
があった80年12月(92.3%)以来、27年半ぶりの高水準だった。

物価上昇の観測が強まる一方、収入の先行きについては、「減る」が37.9%だったのに対し
「増える」は11.5%。「減る」の割合は昨年4月(30.3%)から増加傾向が続いており、
個人消費への悪影響が懸念される。

◎社団法人日本リサーチ総合研究所-「過去最悪の水準に迫る消費者心理」
http://www.research-soken.or.jp/reports/csi/178.htm

◎ソース asahi.com
http://www.asahi.com/business/update/0803/TKY200808030227.html