【商社】ますます過熱　総合商社の資源獲得競争［08/07/31］

[1/2]
総合商社による資源投資の金額がますますその水準を上げている。

三菱商事は資源メジャーの英豪ＢＨＰビリトンとの合弁会社ＢＭＡを通じて、
オーストラリアの原料炭権益「ニュー・サラジ」を買収する。
ＢＭＡが投じるのは２５２０億円、うち三菱商事出資分は１２６０億円に上る。

豪州東部に位置するニュー・サラジは資源量６・９億トンと見積もられている。
「探査作業を継続するので、資源量が増える可能性はある」（三菱商事）。
生産開始時期などは未定だが、年産８００万トン程度の見通し。稼働すれば
現在年間５２００万トンのＢＭＡの生産量は大きく拡大する。

製鉄原料となる原料炭は世界的に需給が逼迫しており、２００８年度の長期契約価格は
前年度比３倍強となる１トン当たり約３００ドル（強粘炭）に高騰した。
原料炭の海上貿易量で世界最大手のＢＭＡは、この値上がりによる恩恵を最大限享受。
三菱商事への貢献は今期純益ベースで約２５００億円に膨れ上がる。

三菱商事がＢＭＡへの出資を１５％から５０％に引き上げたのは０１年のこと。
原料炭価格が４０ドル台に低迷していた時期だったこともあって、
追加出資額は約１０００億円だった。今から考えると格安だったことがわかる。

もっとも、今回の投資は巨額ではあるが「よい買い物」（ゴールドマン・サックス証券
投資調査部の吉田憲一郎氏）との評価が多い。「良質の原料炭は希少性がある。しかも、
買収鉱区は既存のＢＭＡの炭鉱に隣接しておりインフラを共用できるため開発コストは
安くつく」（吉田氏）。

続きます。ソースは
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/11675c460a298f87eee19f78a3d2984e/

-続きです-
[2/2]
■巨額投資が続々
近年、総合商社は資源ブームに乗り、最高益をたたき出してきた。ただ、保有資源量を
維持・拡大するためには、拡張投資や新規権益の取得を続ける必要があり、各社とも
躍起になっている。

今年４月以降に限っても、総合商社による資源関連投資は数多い。金額が張るのは
４月に発表された丸紅による銅鉱山投資。権益取得で１３億ドル強、今後の鉱山開発に
６億ドルを同社は負担する。

それ以外にも、三井物産はブラジルの鉱山会社ヴァーレの増資を約７５０億円分
引き受ける。三菱商事は新規開発が現状では認められていないオーストラリアの
ウラン権益を約５億ドルで取得。
住友商事は南アフリカの鉄鉱石・マンガン・クロム資源会社に対する３００億円の
追加出資を決めている。双日と伊藤忠商事はオーストラリアのアルミナ事業の拡張投資に
３０８億円を投じる（双日１９８億円、伊藤忠１１０億円）。さらに双日は同国での
石油・ガス田権益を１３０億円で取得することも発表済みだ。
このように１００億円超の案件はゴロゴロしている。

ただ、世界的に獲得競争が激しい分、案件によってはリスクの高いものも見られる。
つい最近、ある総合商社の経営会議に上がった原油権益の投資案件はプロジェクトの
損益分岐点が１バレル＝１００ドルを超えていた。少し前までの検討案件は採算ラインが
６０-７０ドル。結局、この投資は見送りになった。

この会社の幹部は「目先、原油価格の調整リスクは大きいが、この案件が稼働するのは
早くて５年後。そこから１５年間生産するとして、そのころ原油価格が１００ドル以下に
なることは考えにくい。そう考えると投資すべきかもしれないが、現実に１００ドル超の
採算ラインを見せられると二の足を踏んでしまう」と悩ましい心境を打ち明ける。

各社の権益獲得意欲は依然として強い。ただ、高値づかみのリスクも高まっている。
資源ブームに踊らされることなく、案件を見極めていく力がいよいよ試されている。
(週刊東洋経済）

-以上です-
依頼を受けてたてました。

どんどんカオスな世の中になっていくな

こういう商社の無謀な高値買いが値段の吊り上げの最大要因なんだが....
マジで馬鹿で愚かな公務員体質の日本人は懲りませんｗ

おまいら何言ってるの？
こういう商社があるからこそ俺達は不自由なく暮らしていけるのだよ。

商社なんてのは浅ましいものだな

高値つかみ

不動産流動化バブル・サブプライム土地神話バブルのような状態
はじけるよ

国が仕事しないからな、商社頼もしい、損が出ないことを祈る

>>9 国は動いてるよ。　アフリカへのODA

　　資源のブンドリ合戦の地はアフリカ

　　アメリカなどは基地を増強してる

疑惑の・・

こいつらが元凶だろ。

武器売ってる死の商人と同じじゃないか！

銭ゲバが凄い勢いで物資を漁っているんですね。わかります。

商社って凄いな。
物を右から左に流しただけで儲かるんだから堪らんだろうな。

俺の部屋（四畳半）に約１トンの資源ゴミが埋まってるんだが商社の奴ちょっと来い

>>14
何を買えば儲かるか分からない人間の僻みですね、わかります。

日本人が高値掴みを始めると大体そこが天井とか何とか・・・

市況銘柄の宿命だな。
いつかは下げに転じるのはわかってるんだが、最後の最後まで付き合わざるを得ない。

仕事といえば、2ちゃん見るくらいのアホに商社を語る資格なし。
そうそう、政治を語るのも止めておけ。2ちゃんで得た知見は実社会では役に立たない。

ここで商社叩いてるバカは、
中国や韓国に権益取られたら文句言うんだろ？


資源関係は物凄い勢いで寡占化してるから値段は下がらないよ
ダイヤモンドみたいに需給調整すら可能になる

　

まさに疑惑の総合商社や〜

コンビニとかアニメコンテンツの投資なんて
微々たるもんだんだな

いまクレタ人が「ｵﾚｵﾚ、ｵﾚだよ。ウソ吐きだよ」と言うのを聞いた気がする

商社株なんて下げに下げ続けさんさんたるものだよ

中国は国家事業として資源権益の囲い込みを図ってる
それこそ金に糸目はつけずにね
値段は吊り上がり、最近は商社じゃ太刀打ちできなくなってるみたいだな

武器は使わないがカネを使った世界戦争。
チキンレースではあるが、金融・証券と違って資源価値はゼロにはならないし、
特に鉱物資源は重要。

ヌルいこと言ってたら、国を挙げて資源確保に力を入れてる発展途上国にまくられる。
「最近、いろいろ物価が高いね」とか言ってる程度の日本はまだまだ裕福で危機感がない。
今の発展途上国相手に、きれいごとで日本の高コストな生活は維持できない。

鉄鉱石を探せ　政府が１００億円支援

経済産業省は、鉄鋼メーカーや商社による海外での鉄鋼原料確保の支援に乗り出す。鉄鉱石や石炭は、
品薄や資源大手の寡占を背景に急騰し、自動車や造船などの産業や消費者にも影響を与えている。日
本企業の海外での開発を低利融資などで促し、安定調達に結びつけたい考えだ。
http://www.asahi.com/business/update/0802/TKY200808020010.html

会社は史上最高益を上げているというのに
保有者である株主は株暴落で大損こいているというパラドックス

全然延びてないな、やはり飛ばしか

>>26
商社に未だに国籍がある、などという考えは現実的ではない

【食品】伊藤忠：中国最大手｢中糧集団(COFCO)｣と食料分野で包括提携、調達や物流協力 [08/08/04]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1217801459/

海洋資源開発に挑まない謎

日本財団のほうがヤクザだから

日経産業新聞で資源奪い合い関連の特集を見たけど、どうやら
日本の商社がどんなに頑張っても、今後の日本で、
資源が不足してにっちもさっちもいかなくなるっていう状況を、
どうにか回避できるっていうレベルらしいね。