那覇−香港に定期旅客航空便を運航する香港エクスプレス航空が29日から約3カ月間、
那覇−香港便を毎日運航に増便する。現在は1日1往復、週4日(月、木、金、日曜日)を
運航している。4月の就航開始以来、平均搭乗率が約75%と好調なことを受け、毎日運航を決めた。
沖縄から海外路線の毎日運航は、中華航空の那覇−台北間(1日2往復)がある。
県は、本年度の年間来県外国人観光客の目標数を22万人と設定しており、同社の増便決定は
外国人観光客数の増加を目指す沖縄観光にとって追い風となりそうだ。
毎日運航の期間は、29日から10月25日まで。1日一往復。10月25日以降の運航計画は未定。
使用機材はボーイング737−800型(164席)。
運航ダイヤは、那覇発は木、日曜日が午後5時、月、火、水、金、土は午後9時。
香港発は木、日曜日が午後零時25分、火、水、金、土が午後4時35分、月が午後4時40分。
同社のロニー・チョイ社長は、6月に仲井真弘多知事が定期便就航の謝意を伝えるため
香港の同社を訪れた際、那覇−香港路線の利用率が好調なことから増便を前向きに検討する
考えを示していた。
香港−那覇の定期便は、4月に同社が定期便を開設したことで約5年ぶりに復活した。
特に同社は、2007年に定期便就航を見据え、那覇−香港にチャーター便を運航し、
香港から沖縄を訪れる観光客の大幅な増加に貢献した。
香港から沖縄を訪れた観光客数(空路利用客)は、05年が480人、06年は1230人、
07年は約1万人と年々増加している。
引用元
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20080721rky00m020001000c.html