【鉄道】石綿被害で上積み補償へ　鉄道車両工業経営者連盟［08/07/15］

鉄道車両メーカー６社でつくる「鉄道車両工業経営者連盟」（東京都）が、
アスベスト（石綿）による中皮腫などで死亡した社員や元社員らに対し、
労災補償などとは別に、各社独自の補償金を上積みして支払う方針を
決めたことが１５日、分かった。

１１日の理事会で決定。補償金額は未定で、各社が労働組合や遺族らと協議して
決める。

厚生労働省が今年３月に公表した資料では、６社のうち石綿で労災認定や
石綿健康被害救済法の適用があったのは近畿車両（大阪府）、
日本車両製造（名古屋市）、東急車両製造（横浜市）。

関係者によると、６社では、社員が業務上死亡した場合に労災とは別に
上積み補償する社内規定があったが、石綿被害には適用されていなかった。
元社員の場合は規定の対象外だった。

近畿車両では、元社員の遺族が６月に上積み補償を要望。
連盟の理事長会社を務める同社は「誠意ある対応をしていきたい」としている。

ソースは
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071501000776.html
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