西日本シティ銀行が14日発表した2008年4-6月期の経営動向調査によると、
企業の景況感を示す指数が6期連続で落ち込み、マイナス22.1と6年ぶりの
低水準となった。同調査は回答企業の8割を資本金1億円未満の中小企業が
占める。原油、原材料の価格高騰などが経営に大きく影を落としており、
設備投資にも影響が出始めている。
同調査は、主に福岡県内の企業を対象とし、今回は346社が回答した。
景況感指数はBSI方式で、「好転」と回答した企業の割合から「悪化」の
割合を引いて算出する。
指数がマイナス20を下回ったのは、2002年の4-6月期(マイナス23.7)以来。
7割以上の企業が、原油や原材料の価格高騰が収益を「大きく圧迫」または
「やや圧迫」していると答えている。
08年度の設備投資額の見通しは、前年度実績に比べ15.5%減。
03年1-3月期以来の前年度比マイナスで、企業の慎重姿勢がうかがえる。
今春の新卒者採用も前年度に比べ22.1%減少した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080714c002y99514.html 依頼を受けてたてました。