大阪の百貨店で安売りセールが日常化している。
市内の主要百貨店7店が過去1年間に実施したセールを平均すると
「3、4日に1日のペース」に達した。
近鉄百貨店や阪急百貨店、高島屋の増床・建て替えなどに伴い、
例年なかったセールが約1カ月分増えたためだ。
各社は売り上げ増を期待するが、接客を受けながらゆっくり
買い物したい消費者が離れたり利益率が低下したりする可能性もある。
催事場など特定の売り場だけでなく、全館規模で実施したセールの日数を
各社に聞き取り調査した。
対象期間は2007年6月末に始まった夏のクリアランスから08年6月末までの
1年間。
最も多かったのは近鉄百貨店阿倍野本店で、190日と1年の半分以上に
達した。同店は09年3月にも建て替え増床工事を始めるのを前に、
昨年11月から5回、計87日間売り尽くしセールを実施した。
阪急百貨店梅田本店は2月のメンズ館開業に伴う改装セールや
阪神百貨店との統合記念セールを行い、計122日だった。
高島屋大阪店も08年初めから増床工事が本格化するのに合わせて
07年10月から3回にわたってセールを実施、合計101日となった。
大丸梅田店・心斎橋店とそごう心斎橋本店、阪神百貨店本店を含めた
7百貨店の平均セール日数は106日に達した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news000951.html 依頼を受けてたてました。