千葉県内に本店を置く5信用金庫と3信用組合の2008年3月期決算が
まとまった。
本業のもうけを示す業務純益は、銚子信用金庫(銚子市)を除く7信金・
信組で前年同期に比べ減少した。貸
出金金利を上げられない苦しい経営環境が続く中、6信金・信組が
収益源となる貸出金残高を伸ばした。個人向け融資の強化や新規取引先の
開拓など独自の取り組みが実を結んでいる。
業務純益の減少は、ゼロ金利解除後の2度の利上げに伴う預金利息の
負担増を貸出金利息で補えない状況が続いているため。
預金量に占める貸出金の割合が低いことも響いた。県内地銀3行が
住宅ローンを中心に融資拡大へしのぎを削った結果、金利水準が低下。
資金力で見劣りする信金・信組を苦しめる構図となっている。
金融機関の本来業務である預貸金業務については、各信金・信組とも
独自の企画商品を打ち出すなどして融資拡大や顧客開拓に結びつけた。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080708c3b0804t08.html 依頼を受けてたてました。