【経済政策】窮乏キューバの経済改革　高まる不満に“ガス抜き”！？［08/07/07］

キューバの実質的な最高指導者で、病気療養中のフィデル・カストロ前国家評議会
議長（８１）のテレビ映像が６月１７日、ほぼ半年ぶりに伝えられた。
カストロ前議長は「盟友」とされるウゴ・チャベス・ベネズエラ大統領（５３）と、
弟で前議長の後継者であるラウル・カストロ議長（７７）の２人とともに庭園に椅子
（いす）を置いて、ひざ詰めで会談している様子が映し出されている。
ただ、会談の模様は映像のみで、音声はなく、何を話しているのかは不明だ。

この映像が放送された後、ハバナで会見したチャベス大統領は
「フィデルとは昨日（１６日）、３時間話した。今日は２時間以上だ。（一緒に）庭園を
歩いた」と述べて、カストロ前議長が元気であることを強調。

さらに、ベネズエラの原油をキューバに輸出し、キューバの港湾に石油精製基地を建設する
プロジェクトのほか、キューバで農産物を生産し、ベネズエラに輸出するという話も出た
という。話を聞く限り、ベネズエラがキューバに石油を提供する代わりに、キューバで
生産した農産物をベネズエラに供給するという「バーター貿易」だ。

ベネズエラは世界有数の原油産出国であり、財政は潤っているので、わざわざキューバから
農産物を買う必要はない。これは、エネルギー不足で悩んでいるキューバに対する
チャベス大統領の“助け舟”といえる。

キューバの昨年の経済成長率は７・５％で、１人当たり国内総生産（ＧＤＰ）は
４２１３ペソ（公式レートで、約４５５０ドル）、２００６年の失業率は１・９％なので、
数字だけ見ると、経済状況はかなり好調だ。
しかし、ペソの実勢レートは、１ドル＝２２ペソなので、実質的な１人当たりＧＤＰは、
公式レート計算から一挙に２２分の１の約２０７ドルと落ち込んでしまう。

さらに、失業率についても、「公式統計に表れない潜在的失業者が増大している」
（外務省筋）ので、実際の経済状況は楽観を許さない。

同筋によると、国民の不満も高まっていることから、今年２月に国家評議会議長に就任した
ラウル・カストロ氏は規制緩和を次々と打ち出した。
これまで働いても働かなくても一律だった給与制度を見直し、原則的に働いた分の給与を
上乗せするということになったほか、これまで禁止されていた一般国民の携帯電話所持や
ホテルへの宿泊、家電製品の購入などが自由化された。

カストロ議長は「経済改革」としているが、米ウォー・カレッジのフランク・モーリ教授は
米紙に対して、「１党独裁体制を維持するために、国民の不満のガス抜きを図ったものだ。
中国のような抜本的な経済改革とは全く違う」と手厳しい評価を下している。どうも、
キューバは改革に向けて、恐る恐る第一歩を踏み出したばかりというのが現実のようだ。

ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000001-fsi-bus_all
依頼を受けてたてました。

2げっと

カストロのおっちゃんも大変だなw

理想は高かったが、米国と対立したことはまずかったな。

理想もない単なる権力欲だけのカストロ
ゲバラが泣いている

米国を批判するだけでは、もう批判はかわせないだろう

実質的な１人当たりＧＤＰは約２０７ドル
世界最貧国だな

経済封鎖が半世紀近く続くド貧乏国家で、識字率は日本なみ、平均寿命と乳幼児死亡率はアメリカより良好なレベルを維持とか、
カストロは引退後の仕事は、貧乏やりくり術の本でも出版したらいい。売れるぞ。

キューバがアメリカの近くにあったのが運のつきだな。

>>7

カストロはもう引退してるってば。
後継者のラウルにカリスマ性がないので、無理に引っ張り出されただけ。

>>3

それは共産主義国家全てに言える。
腐敗して崩壊した国がほとんどだが。

それにしても、アメリカと対立してるのに米軍基地があるのが歴史の不思議。

キューバしのぎ禁止！

ハバナ産の葉巻はうまいぞ！

キューバは世界の病院を目指せばいいと思うよ。

>>10
アメリカは腐敗して崩壊してないだけだろ

米軍基地に手を出したら米軍侵攻の理由になるだろ＞１０

>>11
ｗａｒｏｔａ

>>8
北朝鮮が日本から金や物が入る仕組みがあるのと同様に
アメリカの近くにあったからこそ、今まで体制がもっているような気が。