【保険】インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)、事業見直し　500人解雇か［08/07/08］

総合保険最大手インシュアランス・オーストラリア・グループ（IAG）が投資家からの
信頼を回復するために、事業見直しの一環として最高500人の人員削減を実施する--
7日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙が報じた。不調の英国事業ではなく、豪州事業の
管理職や事務系従業員が対象となるもよう。詳細は、今年5月に就任したばかりの
ウィルキンズ最高経営責任者（CEO）が9日に正式に発表するという。

リストラは、豪州国内に展開するNRMAインシュアランスの店舗やコールセンターの
スタッフには影響を与えないという。IAGの広報担当者は、「事業効率を可能な限り
引き上げるために全事業を見直している」と説明。
9日の正式発表を前に「憶測にコメントするのは不適当」と述べた。

IAGはグループの全収入保険料74億豪ドルのうち55億豪ドルを占めている豪州事業で、
総従業員1万6,000人の大部分を抱えている。豪州事業は、NRMAインシュアランスや
CGU、SGIO、SGICなどの傘下ブランドを展開しており、国内総合保険分野のトップ企業だ。

ただし、過去2年のニューサウスウェールズ（NSW）州やクイーンズランド（QLD）州を
襲った豪雨による被害で、同社に対する保険金請求額が跳ね上がったことや、株式市場の
不振により資産運用の投資が打撃を受けたことなどが業績に影響。市場が不安定な状態の
中で、2006年に英国事業拡大のために総額約20億豪ドルを投じたのも批判にさらされて
おり、同業QBEインシュアランスから出された1株4.60豪ドルの買収提案を拒否した
一件では、ホーカー前CEOが退陣に追い込まれる事態を招いた。

ウェルキンズ新CEOは、競合プロミナの社長を務めた後、昨年11月に最高執行責任者（COO）
としてIAG入りした人物。入社当初から、ゆくゆくはトップ就任との見方もなされていた。
今回の事業見直しで2年続いた減益に歯止めをかけたい意向だが、12月期中間決算では
純益が前年同期比66.7％減の1億2,700万豪ドルにとどまっており、
今年度も振るわない結果に終わるものとみられている。

同CEOは、事業見直しによって現在の配当額を維持できないことを明示する予定。
アドバンデージやヘースティングス、エクイティーといったブランドを展開する
英国事業にも注目が集まっており、同事業が少なくとも2億豪ドルの評価切り下げを行う
との憶測もある。

配当の削減については、アナリストの間でも意見が分かれている。

メリルリンチは予想される1株16豪セントの配当を、同7豪セントに引き下げるべきと
主張。クレディ・スイスはこれに対し、配当を減らせば、投資家の信頼感をさらに
損なうだけと断言している。

IAG株の4日終値は、1年前の株価5.65豪ドルだけでなく、QGCの買収案で示された
4.60豪ドルも下回る3.69豪ドル。7日には、人員削減の報道が嫌気され、
前取引日比1.9％減の3.62豪ドルに下落した。

後略。ソース全文は
http://news.nna.jp/free/news/20080708aud002A.html
依頼を受けてたてました。

-後略部分です-
■アジア拡張も休止の可能性
一方、7日付オーストラリアン紙によると、今回の事業見直しでIAGがアジア拡張戦略を
一時停止するとの見方が出ているという。

クレディ・スイスはIAGが既存事業の強化に注力し、海外への拡張戦略を保留すると予測。
顧客向けのリポートの中で、「このことは既に公表済みの年間700万豪ドルに上る
コスト削減策にも一致する」と説明していた。

同社はタイで、セーフティー・インシュアランスとNZIインシュアランスの2ブランド
によって保険事業を展開。マレーシアでは、エーエム(Am）インシュアランスの株式を
保有し、中国でロードサービス／保険のチャイナ・オートモービル・アソシエーション
（CAA）を運営している。

ウィルキンズCEOは以前、アジアでの企業買収について可能性を認めていた。

-以上です-

え〜〜〜！

相変わらずカキコないの 　？

本当にみんな興味ないのな。

で、スレ建てから ２３時間２６分で ２ゲット

２ｃｈの新記録じゃね ？