航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が米アメリカン航空および
スペインのイベリア航空と新たに三社同盟を結ぶ方向だ。
早ければ15日の年次株主総会で発表する可能性もある。6日付オブザーバーが報じた。
欧州連合(EU)と米国の航空自由化(オープンスカイ)協定が3月末に発効し、
ドル箱の北大西洋路線の競争がにわかに激化してきたのを受けた動きとみられる。
3社のうちイベリアは遅れて交渉に加わったが、発券業務、運賃設定、
マーケティングでの協力や、燃料と航空機の共同調達で合意に至ったという。
BAとアメリカンは航空同盟「ワンワールド」を共に主導するなど、かねて協力関係を
築いてきた。過去数年に2度、フライトスケジュールの調整などで手を組む方向で
EU・米の両当局に反トラスト法の適用免除を申請したものの、
ロンドン・ヒースロー空港で200の発着枠を手放すといった厳しい条件を
突き付けらたため、頓挫した経緯がある。
なおBAは先に、アメリカンおよび米コンチネンタル航空との提携の可能性を
探っていると明らかにしていた。
またイベリアに対しては2007年に買収を断念する一方、今年3月に出資比率を
10.1%から13.15%に引き上げている。
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000012-nna-int 依頼を受けてたてました。