那覇空港ビルディング(NABCO、嘉数昇明社長)が2012-15年の使用開始を
計画している那覇空港旅客新ターミナルビルの整備概要が5日までに分かった。
老朽化した国際線ターミナルビルを取り壊した後に、現在の国内線ターミナルビルと
同規模のビルを新たに建設。
2つの建物を連結して一体の「国内・国際線ターミナルビル」として運営する。
新ビルには航空機7機が接続できる「フィンガー」を設置し、那覇空港を利用するすべての
乗客が機体から直接ターミナルに移動できるようになる。
国際線ビルの建て替え後には、国内線ビルを南側にも増設する。南側には海上自衛隊の
航空施設があるため拡張に制限があり、航空機3-4機が駐機する程度の規模になる。
新たなターミナル整備では沖合への滑走路増設も見据え、国内線で年間乗降客数
1800万-2000万人、国際線は年間50万人に対応できるように設計を予定している。
NABCOはターミナルビルの増築・新築の事業費として350-400億円を試算している。
現国内線ターミナルビルは年間乗降客数1300万人に対応するよう建設されたが、
07年は年間1464万人が利用。繁忙期のロビーの混雑など、利用状況は飽和状態に
ある。
また国際線ターミナルは面積が狭い上に機体が接続するフィンガーがないことから、
乗客はターミナルまで徒歩やバスで移動している。
1999年に完成した現国内線ターミナルビルは地上5階建て、延べ床面積は
約7万8177平方メートル。
現在の国際線を取り壊した後に建設する新ビルも同じ規模を計画し、国際線と国内線の
両方の機能を持たせる。施設には出発、到着ロビーだけでなく、飲食店や商業店舗が
入居する。
ソースは
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20080706rky00m040003000c.html 関連スレは
【空港】乗降客2000万人想定/那覇空港新ビル 現行の1.5倍 飽和状態の解消へ[08/07/04]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1215147336/l50 依頼を受けてたてました。