「雪氷エネルギー国際シンポジウム」(新エネルギー・産業技術総合開発機構主催、
読売新聞北海道支社など後援)が2日、札幌市内のホテルで開かれた。
雪氷エネルギーの世界的権威であるスウェーデン・ルレオ工科大のボウ・ノルデル教授を
特別ゲストに招き、雪や氷を「冷やすエネルギー」として活用する可能性について
議論した。終了後、シンポジウムのコーディネーターを務めた評論家の木元教子さんは、
世界の積雪寒冷国で雪氷エネルギーの普及・拡大を図ろうと日本及び世界各国に対する
提言をまとめた。
シンポジウムは北海道洞爺湖サミットの協同企画として開かれ、
雪氷エネルギーへの高い関心を反映し、約600人が参加した。
ノルデル教授は、病院の冷房用などのため、地下に穴を掘って雪を蓄えて活用する
「スウェーデン方式」を説明した上で、「北海道で培った技術とスウェーデンの技術を
融合すれば雪氷の活用はもっと進む」と強調、連携を呼びかけた。
パネルディスカッションではノルデル教授とともに、環境ジャーナリストの枝広淳子さん、
作家の神津カンナさん、道立北方民族博物館の谷本一之館長、橋本聖子参院議員が
登壇した。
枝広さんは、「雪氷は北国限定と思われがちだが、『マイ・氷室』で都市部の人々の
食糧を備蓄するなどの仕組み作りが出来れば、機運は高まる」と助言。神津さんは、
「雪や氷を管理する仕組みを国の制度として作るべきだ」と述べた。
シンポジウムの終了後、木元さんは、大規模長期食糧備蓄基地構想推進協議会の
林光繁会長とともに提言をまとめ、雪氷エネルギーの普及・拡大と、雪氷を資源と
とらえることを訴えた。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20080703-OYT8T00070.htm 関連スレは
【環境/北海道】雪氷で冷やせ IT機器で“過熱”データセンター 電力節減へ研究会[08/06/18]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1213755334/l50 依頼を受けてたてました。