【航空】荷物、都心20時発で翌朝アジア着…全日空などが設立の「オールエクスプレス」がサービス開始[08/07/02]

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★荷物、都心20時発で翌朝アジア着 全日空などが開始

 全日本空輸と日本通運などが設立した航空貨物会社「オールエクスプレス」の初荷が
2日未明、羽田空港から上海、香港に向かった。東京都心のオフィスから、午後8時までに
書類などの荷物を出せば、翌朝、海外に届く。都心に近い羽田の利点を生かした新サービスだ。

 荷物を積んだ飛行機は羽田を午前0時過ぎに飛び立ち、香港向けだけ、関西空港で
別の飛行機に積み替える。翌朝にはいずれも目的地に到着するという。成田空港は
都心から離れ、深夜の発着が出来ないため、「集荷は午後5時ごろが限界」(全日空)という。

 オールエクスプレスは、秋にはタイと台湾、来年には中国北部の都市や韓国、ベトナム行きの
荷物も扱う計画。いずれも羽田発にする考え。

 10年秋に羽田の新滑走路が完成すると、午後10時から翌午前7時まで、年3万回分が
国際線に割り振られる。小口貨物便への利用は、米貨物会社のUPSも「集荷時間が延長でき、
顧客の利便が高まるだろう」と興味を示す。

 一方、日本航空は1日深夜、羽田―香港線を就航させた。チャーター扱いながら、毎日
1往復を定時運航する。同様の便は全日空が4月に運航を始めており、最近の座席利用率は
8割を超えている。香港からの訪日客が8〜9割という。羽田の夜間国際枠の用途には
熱い視線が向けられている。(大平要)

ソース:asahi.com 2008年7月2日18時20分
http://www.asahi.com/business/update/0702/TKY200807020209.html
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