カナダでBSE牛が再び発見された。2003年5月の発生以来、これで13度目だ。
今年に入ってからは2月に続く、2度目の発生だ。
カナダ食品検疫庁(CFIA)は23日、ブリティッシュコロンビア州でBSEに
感染した牛1頭が発見されたと明らかにした。問題の牛は流通段階ではないカナダ政府の
BSE監視プログラムによって発見された。
CFIAは「カナダはBSE牛の肉が食料品市場に供給されたり、動物飼料として
使われたりすることを遮断している」とし「今回、発見されたBSEの牛は人や動物に
何ら危険を及ぼさない」と説明した。牛の年齢と出生地などの細部事項は調査中だ。
カナダは2003年以降、牛約22万頭に対し、監視プログラムを実施している。
脳と背骨をはじめとするBSE危険物質は全ての動物の飼料として使用できないように
規制している。国際獣疫事務局(OIE)は昨年5月、カナダをBSE危険統制国に
指定した。韓国は2003年5月、カナダでBSEが発生するとカナダ産牛肉の輸入を
中断した。
カナダBSEの動向が伝えられると、米国産牛肉への不安が再び拡大し始めた。
米国で発見されたBSE牛3頭のうち、1頭(2003年12月発生)はカナダで
生まれた牛だった。車英(チャ・ヨン)統合民主党スポークスマンは「カナダで生まれた
牛でも、食肉として処理する前に米国で100日以上飼育されれば、米国産の牛として
分類され、韓国に輸入される可能性もある」とし「政府の追加交渉はこのような危険を
解消できていない」と話した。
これについて、農林水産食品部のキム・チャンソプ動物防疫チーム長は
「米国はカナダ牛を輸入する際に、出生時期と個体別の識別表式の確認を経て輸入する
ため、BSEに感染した疑いのある牛が、米国に輸入される可能性はない」と話している。
ソースは
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=101689&servcode=400§code=430 依頼を受けてたてました。