兵庫県加西市は、進出企業に補助金などを交付する市内の立地促進区域に
「鎮岩工業団地」を追加した。
同工業団地には三洋電機グループが保有する空き地がある。
同社は現在電池事業で国内に工場の新設を検討しており、市では立地環境を
整えて大型電池工場を誘致する狙いがあるとみられる。
立地促進地域には5年間の固定資産税の全額補助、年間水道使用量の
2000立方メートルを超える部分の半額補助などの優遇措置がある。
これまでの対象は兵庫県土地開発公社が管理する加西南産業団地と
加西東産業団地だったが、既に同公社が販売を終えている加西工業団地、
鎮岩工業団地も追加した。
鎮岩工業団地は広さ21ヘクタールで、1983-84年に三洋電機グループに分譲済み。
同社は現在、家電やニッケル水素電池の企画や研究開発の研究棟を
設けているが、敷地にはまだ余裕がある。
同社は5月、ハイブリッド車用のリチウムイオン電池事業に2008年度から
15年度の8年間で約800億円を投資する計画を発表。
10年に量産工場を設立する方針も明らかにしているが、場所は未定となっている。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news000656.html 依頼を受けてたてました。