【地方行政】関空連絡橋の国有化に対し相次ぎ対抗策、先行きは不透明−泉佐野市

　関西空港連絡橋の国有化で固定資産税収を失う泉佐野市が、様々な対抗手段を
打ち出している。空港島の同税率引き上げ検討、過去の同税減免分の関空会社への
返還請求、連絡橋通行車両への「入島税」徴収構想……。
減収に伴う国からの支援を引き出すための「アクション」と新田谷(にったや)修司市長は言うが、
いずれも反発を浴びたり、実現性を疑問視されたりしており、先行きは不透明だ。

　国賀祥司議員「昔の『関所』を設けるようなもの。泉佐野は全国から非常識と思われる」
　新田谷市長「座して死を待つことはできない。１００％地域エゴとみられるのは承知のうえの
構想」
　市が入島税構想を説明した１６日の市議会空港問題対策特別委員会。導入に総務相
の同意が必要なこともあり、野党議員から異論が相次いだが、新田谷市長は語気を強めて
切り返した。

　「まるで詐欺に遭ったようなもの」。昨年１２月、突然持ち上がった国有化に市幹部は憤りを
あらわにする。
　言い分はこうだ。１９９４年の開港に合わせ、国や府からの要請もあり、玄関都市にふさわしい
病院や下水道などを整備した。しかし、地価下落などで現在の空港関連税収は開港当初の
約７割。残ったのは約１５００億円の累積債務だ。ごみ袋の有料化など市民に痛みを求め、
２００６年度普通会計決算で黒字化を達成し、学校施設の耐震化などを進めようとした矢先に
降ってわいたのが、国有化だ。

　対抗策として市が最初に検討したのが空港島の固定資産税率の引き上げ。実現性を模索
する中で「あらゆる手段を尽くす」（新田谷市長）として、過去の減免分にも目をつけた。
　市は、１９９５〜２００４年度、厳しい経営状況の関空会社を支援するため、固定資産税計
４７億円を減免してきた。５月に返還請求したのは、地方税法の時効にかからない約４億５０００万
円分だ。「減免は将来にわたって税収が見込めるがゆえの支援策。なのに恩を仇(あだ)で返された。
関空会社との『共存共栄』よりは、市民を選ばざるを得ない」と市幹部は言う。

　一方の関空会社。「関空が活性化し、地元自治体に経済効果が及ぶことが『共存共栄』の
本来の姿では」と村山敦社長は首をかしげ「減収対策をうちに向けるのは筋違い」と反発する。
同社は請求を拒否し、行政不服審査法に基づく不服申し立てを行う構えで、最終的には訴訟も
辞さないとする。

　入島税についても、総務省自治税務局企画課は「物流に重大な支障をきたす可能性もある」
とし、当の市職員すら「泉佐野の税収減を市民以外が穴埋めすることに賛同は得られないだろう」
と実現性に疑問符を付ける。

　それでも市が二の矢、三の矢を放ち続けるのは窮状をアピールし、減収に見合うだけの国からの
支援を取り付けたいためだ。市は今年１月、国に支援を要請したが、国土交通省関西国際空港
・中部国際空港監理官は「（支援の）具体策も回答期日も決めていない」。

　市は、国の来年度予算編成が始まる１１月を支援が得られるかどうかを見極めるタイムリミットと
位置付ける。「アクションを起こすことで、『満額回答』が引き出せる側面もあることを理解してほしい」
と厳しい表情で訴える新田谷市長。
２６日の市議会閉会後、上京して国と直接交渉するが、成算のめどは立っていない。
（後略）

ソース：http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080624-OYT8T00113.htm
（依頼あり）

固定資産税収を失う泉佐野市>> 市職員のリストラOR給与カットでまず誠意を示せ

埋め立てて作った土地を市町村に組み込むこと自体がおかしいよな
関空市みたいに新しい市を作ればこんな問題なかったのに

田尻町なんて全員生活保護で生きているんじゃないのか？

＞＞玄関都市にふさわしい 病院や下水道などを整備した
当たり前のような気がするが

空港ができるからといって、別に陸側に病院だの下水道だの要らん気がするが・・・

借金してまで見栄はるのはやめようよ。。。

どう考えても通過されるだけの風景だよな

税金増収を見込んで使いすぎただけだろ....

自己責任で処理しろ

仮に橋の付け替えになった場合、国有化していなければ自腹切るってこと？

「税収が増える」と浮かれて箱物を作りまくった結果の借金まみれだろ。
関空のための病院、下水だけなら、こんな借金になるかよ。

そもそも1500億を7億/年で返すほうが間違ってるだろ。。

橋の国有化が気に入らないなら、泉佐野市が橋を700億円で買い取って、維持管理費も出せよ。

　連絡橋は、関空会社が約1500億円で建設し、管理している。
　しかし、関空会社としては、この連絡橋が経営の足かせになっているため、国による買取・管理を強く求めていた。
　それに対して国土交通省は、約700億円（資産価値は約780億円と試算）で買い取る方針を固めており、それにより
　通行料金の値下げも行われる予定（普通車の平日往復で、1500円から800円程度に）。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E9%80%A3%E7%B5%A1%E6%A9%8B

泉佐野に用があって関空に降り立つ人間がどれだけ居るのか？
整備なんてしなくていい。
土建屋にでも脅されてるのか？

こうなる予定だったんだからしょうがない。
http://www.eonet.ne.jp/~building-pc/baburu/rinkuu.htm

>>13
これだけド派手な計画が次々にぶち上げられると舞い上がるのも仕方ないかな。

>>13
久しぶりに見たけど凄いなやっぱ。
だがどうせ無駄なものばっかつくったんだろうから自業自得だ

これが可能なら、東名高速とかが通っている地元自治体も
みんな真似するんじゃないの？
それぞれが通行料をとると、とんでもない高速料金になりそうだけど。
楽市楽座でこの手の通行料を取り壊した信長以前に戻るわけか。