【IT・海外】従業員大量流出−Microsoft交渉決裂後のYahoo!に急変[08/06/23]
1 :
Panzerfaustφφ ★:
Yahoo!がついにGoogleとの提携に進み、同時にMicrosoftとの交渉も完全に破談となった。
株主は失望し、メディアでは、Yahoo!の戦略に対する疑問・非難のトーンも強まってきた。
事態はさらに混沌(こんとん)としてきたようだ。重要幹部を含む従業員の大量流出が起こっているのだ。
Googleとの提携内容は、検索結果とともにGoogleの検索連動広告を掲載できるというもので、
Yahoo!は掲載場所の決定権を保持する。非排他的契約で、対象地域は北米で、
期間は4年間(最長10年の延長オプション付き)。
併せてYahoo!は自社の検索サービス・広告も継続する。
一方、交渉打ち切りは、Microsoft側が再提案していた検索事業の部分的買収の話し合いが
不調に終わった結果で、Yahoo!側が拒否した。Yahoo!は「事業譲渡すれば独立した検索ビジネスを失い、
重大な戦略的失敗となる」と声明で説明している。
最終段階での詳細な交渉内容は追って明らかになった。
プラットフォーム&サービス部門プレジデントのKevin Johnson氏が従業員あてに説明したというメモによると、次のようなものである。
・Microsoftは、Yahoo!株1株あたり35ドル、総額80億ドルで16%を購入する
・MicrosoftはYahoo!の検索事業を10億ドルで買収する
・両社が長期的な検索のパートナーシップを結び、MicrosoftはYahoo!の検索を経済的に支援。
検索プラットフォーム「Panama」を上回る広告料を3年間保証する
この条件で合意していた場合、Yahoo!にはまず90億ドルが入り、
さらに年間10億ドル以上の営業収入が入るはずだったという。
一方、同社が実際に選んだGoogleとの提携では、年間8億ドルの収納増が見込まれるという。
数字だけを見ると、それほど良い条件だとは思えない。
Yahoo!はそれでも検索事業を維持することを選んだのである。
そして2日後の14日、The NewYork Timesが、Yahoo!に対する痛烈な批判記事を掲載した。
ビジネスコラム担当のJoe Nocera氏は
「ああJerry、Yahoo!はもはや君の赤ん坊ではない」と題した記事で
「君は株主の出資に対して健全な利益を保証する義務を負っている。
Yahoo!の独立性などは関係ないのだ」とJerry Yang CEOを個人名で批判した。
同紙のような大手メディアとしては異例で、これ自体がニュースとして報じられている。
このあたりから、Yahoo!幹部の流出が次々と明らかになってゆく。
転職など珍しくもない業界だが、今回は退職者が、「ぽつり、ぽつりから、
怒濤のようになった」(The NewYork Times)というほどで、さらに止まる様子がない。
(
>>2に続く)
■ URL
(省略・ソースで確認してください。)
( 行宮翔太=Infostand )
2008/06/23 09:00
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/infostand/2008/06/23/13236.html
2 :
Panzerfaustφφ ★:2008/06/23(月) 23:40:47 ID:??? BE:41933287-2BP(1408)
続き
まず、ネットワーク部門のJeff Weiner執行副社長の辞任が伝えられた。
次いで2005年に買収した写真共有サービス「Flickr」の創業者で、
同部門ゼネラルマネージャーを務めるCaterina FakeとStewart Butterfield夫妻、
さらに、検索・広告技術執行副社長のQi Lu氏、コミュニケーション担当の上級副社長のBrad Garlinghouse氏、
検索担当上級副社長のVish Makhijani氏、そして2005年に買収した
ソーシャルブックマークサービス「Delicious」の創設者Joshua Schachterと続いた。
ネットワーク、検索の責任者クラスがごっそりと辞めていくのだ。一般従業員となると、数も知れない。
この騒ぎの最中の18日、Microsoftはシリコンバレーの有力紙San Jose Mercury Newsに
全面広告を出している。「Microsoft Has Search Jobs in the Valley」(Microsoftは、
シリコンバレーで検索の人材を求めている)と大書きしたもので、
検索とオンライン広告の可能性や、シリコンバレーで働く同社の従業員が2000人近くもいることをアピール。求職窓口を掲載した。
シリコンバレーのゴシップブログSilicon Alley Insiderは、
これを「Microsoft、ポストYahoo!のGoogle打倒プランを明らかに」というタイトルで紹介した。
「プランA」(Yahoo!を買収して従業員を獲得、コスト500億ドル)や
「プランB」(Yahoo!の検索事業買収と出資、コスト90億ドル)に代わる「プランC」と呼んでいる。
すなわち、「Yahoo!の優秀な従業員を、退職するのに合わせて個別に獲得、コスト1億ドル未満」――。
Microsoftが実際にYahoo!従業員を獲得できるかはともかく、この大量退職の背景に、
Yahoo!の大規模な事業再編があることが分かってきた。
The Wall Street Journalによると、Yahoo!は事業を再編して製品グループを集中する計画で、
これを中心となって進めているのは、Yang CEOではなく、Susan Decker社長だという。
また、この再編計画は今週にも発表予定だとしている。
また、Silicon Alley Insiderは、リークされた再編関連の文書にYang氏の名前がなかったと伝えた。
すでにYang氏の辞任も取りざたされており、6月18日でCEO就任1周年を迎えた同氏の去就に注目が集まっている。
了
ソフト屋とサービスを天秤にかけた。
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/23(月) 23:45:54 ID:wmMRPGUq
>>1 MSって、ゲーム事業に進出したときもSCE社員引っこ抜き作戦やってたけど結果大失敗だったじゃんw
以下知能指数80以下と言われるピックルによる工作レス
そのうち7−11のようにYAHOO JAPANが本家を乗っ取るかもしれんな。
無理やり買収したら人材が逃げていく
買収を打ち切ったら人材が市場に出てくる
面白いな
もっといい条件で提案が出ていたのにそっちを従業員に知らせずに
蹴ってたって言うのがでかいんじゃない?
9 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/23(月) 23:56:46 ID:x3fBJLls
経営陣の保身に対する反動だとしたら、日本とは大違いだな。
日本だったら何も起こらないんだろうな。
ヤンは連絡がつかないとかなんとか
どんなCEOだよw
11 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/23(月) 23:57:52 ID:/QH6/usf
12 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/23(月) 23:59:33 ID:0VczvRdH
>>11 バカなやつしかMSに行かなかったの間違いw
MSが買収策の一環として社員の引き抜きやってたんだろ
買収撤回後に身売りした社員が出て行っただけ
14 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 00:02:20 ID:lkqPGohG
ソフトバンクが買えばいいんじゃね?
15 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 00:12:49 ID:2/NDcIKs
今は孫に本家を買うほどの資産は無いのでは?
ケータイでいっぱいいっぱいでしょう。出資元の条件もあるし。
Googleとくっつけばいいやん
17 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 00:17:35 ID:lkqPGohG
>>16 たぶん反トラスト法に引っかかる
ネット系微妙なマイクロソフトとヤフーなら、ギリギリセーフかもしれないが、ネット大手のグーグルとヤフーだとアウト臭い
Yahoo!は文字通り引き裂かれてしまったな。
それまでは独立勢力として鼎立の一角だったのに、金も取れず、人も残せず、
経営陣・株主は内紛の失態で、会社としてもMSに買われるかGoogleに飼われるかの
第二市民になってしまった。
19 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 00:52:45 ID:Unbk8bLy
創業からの勢いだけでここまで来た会社だもんな
流石にもうガス欠でしょ
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
娑羅雙樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。
おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
それにしてもMSはしぶといねー
22 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 01:53:13 ID:EEPigeDf
欧米はグーグル。 アジアはヤフー!で良いじゃん。
しかし、yahoo!japanとか関係ないのである。
MSに買収されてofficeにyahooを咥えたら面白かったのに。。
25 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 02:57:28 ID:/Fusyesm
弱体化した果てにソフトバンクが買い取る予感
Yahoo! Japanが買えば面白い。
27 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 06:11:46 ID:+Le8khhA
こういう展開になるとは意外
セブンイレブンみたいに最終的には禿が買い取るやろ
確かに90億ドル+毎年10億ドル払うより、人材に払った方が
双方メリットあるよな。
とは言っても、買収された各企業のトップが、実際に仕事が
できるとは限らないんだけどね
30 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 06:42:10 ID:bNnHO9vt
Goobleからもトップ近辺からぞろぞろ人材流出中
株価がサチュってきて金がもうからない、という事なのか、
面白い事は他の方がやりやすいということなのか…
そういえばGoogle Mapを作ったのはMSから引き抜かれたIE開発者だという話を
どっかで聞いたけど、いい買い物だったな。
32 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 07:04:10 ID:RYs/Fao2
その人材がどこに流れるか興味がある
33 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 07:13:00 ID:fESx/fif
金儲け主義ってのはつまらんね
34 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 07:19:17 ID:RTSg5AjV
つーかYahoo!買ってMSやGoogleに何のメリットがあるのかがわからん・・・
>>34 GoogleがOSつくるとかいってるし、Googleに対抗するためじゃね?
36 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 07:48:43 ID:RTSg5AjV
>35
Yahoo!買うと何か役にたつのだろうか?
Yahooの役員はアフォだな。MSと手を組むのが唯一の生き残り策だったのに。
>>36 MSNやLiveよりはYahoo!のほうが対Google兵器としてはマシでしょ。
GoogleにとってはMSに渡らなければそれでいい。
ちなみに今争点になってるのは、OSじゃなくて検索&広告収入。
>>30 元々独立しても充分やっていける人間ばっかりがGoogle行ってるから、
過去も今も未来も入れ替わりは激しい。そもそも検索、広告から集めた
情報から商売立ち上げるのも容易だろうし。まぁ情報管理は徹底してる
からそれは無理かな。
40 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 16:40:58 ID:SwuzdKVu
米国人は愛社精神が全く無いですね。
華僑のよしみでソフバンが助ける
>>20 OSの変更はアプリケーションの操作方法の覚え直しと同じだからね。
切り替えるのが面倒、っていうのが普通でしょう。
それに比べて、ブラウザのスタート画面を変更する手間なんて、無いに等しい。
そう考えると、Webの競争って、チキンレースだよな…
43 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/24(火) 16:56:37 ID:QaJomBPj
>>42 それは、ソフトに共通の特性ですな
ソフトはネットワーク外部性が強烈なので、ほっといても独占になる。
で、この知識があったホリエモンなんかは、後追いの場合、
独自技術の開発なんぞはせずに、ソッコー真似。これは、正しい。
>>44 丸パクリが肯定されるのは、チョソが虚業をやる場合だけだろw
47 :
名刺は切らしておりまして:2008/06/25(水) 10:17:41 ID:bQ3A4xqy
何か米ヤフーの株価が持ち直し始めているね。
>>46 わからん。
CNBCは否定報道だしたし、
他では肯定報道だしたところもあるらしい。
やっぱ雇用の流動化なんて言うなら
ライバル企業でも働けるように原則
前会社の秘密保持誓約はたとえさせられても
法律で無効としてもらわんとな。
流動化させられても熟練した技能が使えない
んなら何の意味もない。
交渉再開なんてするわけないじゃん。すでにYahooの人材は辞めまくってるのに、MSが買収する意味がない。
Yahooがでっち上げの噂を流して株価を維持しようとしてるだけだよ。まあ、そんなことしても無駄なわけだが。
52 :
雇用は切らしておりまして ◆uNKo1072PU :2008/06/27(金) 01:09:55 ID:+PykBaj3
一方、日本のYahoo!では社長の毛髪が大量流(ry
>52
どうみてもふさふさじゃないか?