無料メール転送サービスCLUB BBQなどを運営するアイシェアはこのほど、
CLUB BBQ携帯会員の20〜49歳の男女を対象に「トイレでの携帯電話利用に関する意識調査」を行った。
結果、5割がトイレ内での携帯電話利用を経験していることと、
3割が携帯電話操作を目的にトイレを利用しており、会社で気の休まるところがそこしかない、
勤務中にメールをする場所を求めてトイレに流れ着くという"トイレ難民"が多いという
実態まで浮き彫りになった。
同調査は5月30日〜6月2日の期間で実施し、男女743人の有効回答数があった。
「頻繁に利用する」13.5%、「たまに利用する」35.7%を合わせると、
半数の人がトイレでの携帯電話の利用について告白。
さらに、携帯電話操作目的のためだけにトイレを利用する人は、「頻繁にある」2%、
「たまにある(ほとんどない)」28.7%を合わせると3割を超えた。
具体的にトイレ内での携帯電話操作は「メール」が87.4%と圧倒的に多く、
次いで「同調査はニュース確認」が25.2%。堂々の3位には「通話」をすると答えた人が21.4%、
「ワンセグ・動画再生」も5.8%いることから、音が漏れることもはばからないことがわかった。
当然、男性の36.9%、女性の52.1%は「個室の利用時間が長くなる」という。
「どこでも使える」ことが携帯電話の利点だが、
ここまでトイレ内での利用の多さと結びついた理由としては、自由回答より
「隠れるため」「勤務中の利用が禁止だから」「勤務中にメールをチェックできる場所はトイレの中くらいなので」
など操作する場所が他にはないという答えが目立った。
「暇だから」や「時間がもったいないから」などの時間を有効に使うためと考える答えも多かったが、
「会社で気の休まるところがそこしかない」という人も。
トイレは「便所」「化粧室」という意味以上に、今やプライベートな空間という存在としても大きいようだ。
一方で、トイレでの水没についても2割が経験している。
男女で比べると男性12.2%、女性21.2%と男女のトイレ習慣の違いも表れているが、
うち6割が故障しており、携帯電話をトイレに持ち込むリスクも大きいようだ。
ソース
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/17/011/index.html