6月10日の名古屋での記者会見で、トヨタ自動車が同社のVIC州アルトナ工場で
「カムリ・ハイブリッド」の生産を開始、2010年からは年産1万台を計画している
と発表した。同時に連邦政府とVIC州政府が「グリーン・カー技術基金」から
3,500万ドルを同社に補助金として交付すると発表した。
これに対して、ハイブリッド・カーの豪生産計画を歓迎した保守連合も、
「補助金がなくてもトヨタ社は、ハイブリッド型カムリの豪生産をする予定だったの
ではないか? 3,500万ドルは無駄遣いだ」と批判を始めた。
ニューズ・リミテッド社が、「補助金がなくても同車種の豪生産をする予定だった」
と、トヨタ・オーストラリア社スポークスマンの発言を掲載したことから野党の
批判が高まった。
しかし、その後、「弊社が、オーストラリアでハイブリッド・カムリの生産を決めた
背景にはいくつか事業として条件検討があった。しかし、メルボルン工場での
生産決定には、政府補助金が重要な要因になっている」旨の声明を発表した。
しかし、野党の攻撃はおさまらず、野党自由党のブレンダン・ネルソン党首も、
「貴重な血税の3,500万ドルだ。この金額がどのように投資されるか、トヨタが
どのように使うかを詳細に公開しなければならない」と批判している。
しかし、「オートモーティブ・ネットワークス」出版社のジョン・メラー最高経営
責任者は、「2010年には『プラグイン』型電気自動車の市場登場も遠からずという
ことになり、ハイブリッド型がすでに時代遅れということもありえる」としている。
キム・カー産業相がアメリカでフォード社やGM社と交渉しており、各社の
グリーン・カー生産をオーストラリアに誘致することが中心となっているとみられる。
ソースは
http://www.25today.com/news/2008/06/post_2334.php 関連スレは【自動車】トヨタが豪州でハイブリッドを生産、需要拡大で供給体制強化[08/06/10]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1213073996/l50 依頼を受けてたてました。