【産業遺産】富岡製糸場(群馬)に往時の光景ふたたび--『世界遺産』登録めざし、全生産工程の復活検討 [06/02]

◎ソース　http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080602/CK2008060202014420.html

静止した文化財だけではなく、動きのある展示も−。
世界遺産の暫定リストに登載されている富岡市の旧官営富岡製糸場は、すべての生産工程を三年後を
めどに復活させる方向で検討に入った。生産量は往年より大幅に減らすものの、繭から生糸に至る
までの作業を再現。観光客の増加と、地元蚕糸業のアピールにつなげる“一石二鳥”のアイデアと
いえそうだ。

■繰糸機稼働も

先月二十八日、製糸場にカイコが運び込まれた。「原合名会社」時代の一九〇五（明治三十八）年に
始まった光景がよみがえったが、飼育は良質な卵を得るための試験的な位置付けだった。全生産工程
の復活からすれば、まだ“序章”だ。

今月中旬からは、一八七二（同五）年の操業開始時からの最初の生産工程が再現される。繭を運び
入れ、乾燥させる「荷受け」という作業。全生産工程の復活では“第一弾”といえる。

その後の生産工程を大別すれば（１）生糸にならない繭を取り除く「選繭」（２）繭を煮てほぐれ
やすくする「煮繭」（３）繭から糸を繰る「繰糸」−などの順で、最後に生糸となる。製糸場は
こうした生産工程の一部分ではなく、基本的にすべての流れを再現したい考え。

中でも、再現が難しいのは繰糸作業だ。製糸場には現在、約二十年前に操業停止した当時の大規模な
繰糸機が残り、一部を稼働させる案がある。

さらに、できるだけ操業時の形に近づける案も。長野県岡谷市の市立岡谷蚕糸博物館に展示されて
いる「フランス式繰糸機」の復元機を製作する方法だ。この繰糸機は製糸場の操業当時に使われ、
既に復元機が製作されている。制作費は約七百万円だが、二台目のため、調査費や設計費が削減でき
れば、安くなりそうだ。

■絹商品をＰＲ

生産工程の復活には、地元の蚕糸業を来場者にアピールする狙いもある。

推進母体となるのは、先月七日に発足した「富岡シルクブランド協議会」。会員は市内の養蚕農家
約二十戸のほか、繭の工芸家、関連業者などが加盟する。協議会は表面的には国などから補助金を
受け取る仕組みだが、本質は製糸場を蚕糸業の生産・流通過程に組み込む点にある。

実際、今月中旬に製糸場で予定される荷受けには、この協議会の一環として生産された繭の大半が
運び込まれる予定だ。

さらに、協議会は今後シルクの関連商品も開発する方針で、製糸場にはシルク商品を扱う売店もある。
このため、生産工程の復活は、来場者に地元の蚕糸業を知ってもらう上に、シルク商品のアピール
にもつながる。来場者は昨年度約二十五万人（前年度比約二・二倍）と急増しており、かなりの効果
が期待できそうだ。

富岡市の世界遺産推進課は「養蚕農家の減少に歯止めがかからず、このままでは、世界遺産の登録を
目指す製糸場の地元から蚕糸業が消滅してしまう」と危機感を強めている。

>>2以降に続く

>>1の続き

■登録に向けて

製糸場が生産工程の復活を検討する背景には昨年、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の諮問機関が
世界遺産の暫定リストにあった石見銀山（島根県）に登録延期勧告を出した実情もある。先月下旬
には、平泉（岩手県）にも延期勧告が出た。

製糸場は平泉などの「歴史遺産」ではなく、「近代化産業遺産」。既に世界遺産に登録された近代化
産業遺産では、インドの「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」など現役で稼働している遺産も少なくない。
さらに、製糸場に近い分野の紡績工場、英国の「ソルテア」など遺産を有効に活用しているケースも多い。

世界遺産推進課は「延期勧告は大変厳しく受け止めている。製糸場の登録審査の際には、生産工程の
再現や、それに伴う地元養蚕業の振興がアピールポイントの一つになるのでは」とみている。
さらに「『どうやって糸を作るのか』『展示中の機械は動かないのか』などという観光客のニーズ
にも応え、リピーターも増やしていきたい」と意欲を見せる。

製糸場研究の第一人者、富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長も生産工程復活の動きにエール
を送り、将来像まで示した。「繰糸機を動かし、荷受けから一連の作業ができればいい。登録には、
こうした動態展示も必要。今後は繭の倉庫を活用して展示室として、各時代ごとの生産技術や設備
などを並べ、製糸場に博物館的な機能も持たせたい」

●繰糸工場に残る機械＝富岡市で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080602/images/PK2008060202100041_size0.jpg

(おわり)

よし、田舎から職工も雇わないと

世界遺産って数が多すぎね？
有り難味がないよ。

日本遺産か群馬遺産でいいと思う

温暖化ガスを排出する工業の世界遺産登録は禁じられています

岡谷といえば片倉

おまいら、社会人になってから「ああ野麦峠」読んでみ？

明治開国以来、日清日露戦争の軍艦の予算も全て、信州・飛騨の若い女の子たちがつむぎだしていたんだよ。

正直、すげーよ。感動する。

>>4
そろそろ登録打ち切りだからあちらこちらであせって登録活動が
盛んになっているらしい

平泉とか富士山とか、ここ富岡とかね

悪役の職長さんは誰がやんの？　蟹江敬三？

ほんとに、やめてもらいたい。
下らないことに血税を浪費しないでもらいたい。

不況のシャッター街、貧しく薄汚く、軽薄な富岡の町並みに、手をつけられない
状態で、あの工場にだけスポットライトを当てても、意味がない。
客は来ないし、間違って来たとしても、絶対にリピーターにはならない。
富岡には、見るべきものがないんだよ。

隣の甘楽町（小幡藩の城下町）の方が、よほどに、まともな街づくりをしている。
リピーターが、いかにも付きそうなセンスのいい環境整備は立派。
役所の職員や、行政の長の能力の差を、まざまざと感じさせられるよ。

日本の恥

群馬は政治家が作ったおかしな施設がいっぱいあるよｗ

土建王国だからな

a

つーか、今でも内部の見学が出来ないのに、
何いきがってんだ>>1

>>8
同じ派遣でも、涼しい所であくびしているお局さんとは大違いやな。

どう考えても世界遺産はおかしいだろ
世界にとっては全く遺産じゃない

世界産業遺産
みたいなジャンルできればいいのにな

>>1
群馬の養蚕業・桑畑は壊滅しましたが何か。
あの、昔懐かしいドドメはもう食えません。
カイコが手の甲をよじ登ってくる時のあったかむずがゆ気持ちよさも味わえません。
生糸は輸入じゃカッコつかんでしょう。

カイコのサナギは食えるんだぜ

・・・・・

沖縄天下一スタジアムで　日本人空手家　VS　アメリカ軍人キックボクサー　プロのリングで流血しながらガチの殴り合い対決映像
http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_080608093664_1.htm

群馬だけど、製糸業なんてどこにもないよ

ひっそりと群馬がぐんまに変わっても誰も気付かないだろうな

将軍家のお膝元関八州で唯一存在が許された外様藩七日市藩！
藩祖は前田利家の５男利孝なり

そういや、世界遺産に産業遺産ってあるの？

女工哀史、蟹工船につずきトヨタ派遣も世界遺産になるのか？

これはひどい

群馬県民なんか存在自体が悪だろ

これで請負の若者を連れてきて酷使したら完璧な動体遺産になるね！

世界遺産＝世界の観光地と思ってる馬鹿群馬県人

悲しいけど今の日本はどこも女工哀史みたいなになってるな。
工場だけでなくデスクワークもね。
違いは結核ではなく鬱病が問題になってるくらいか。

>>32
違うのか？

負の遺産　詐欺師　笠原　４６歳　七日市
俺は早稲田大学文学部英文学科出身で、元公立高校英語教師だ！実は社会学部出身で、英語教員ではない。
ラグビー部ではスター選手で有名人と知り合いだ！等、嘘を言い、児童を騙し生活する最低最悪人間。

遺産なのに
これから工程を作るってことか？

ホント日本人って馬鹿ばっかだなw

富岡製糸所ってアフリカの奴隷港の
ゴレ島とかザンジバル島みたいな、
負の世界遺産って事だろ？

リアルで追求する意気込みは、すげぇなwwwwwwww

じゃあ、女工も再現しなくちゃだな

養蚕農家もいないのに、作業工程だけ復活ってムリポ。
暫定リストに入っただけでも奇跡なのに、これ以上何を望むかと。

>>13-14
　富岡の市長は土建かヤクザじゃないとなれないしな。

>>40
前橋の市長よりましなのでは？と言ってみる

たしかに駐車場等にあの料金をとられて、建物を見るだけっていうのはさみしいよな

過去の恥にカネを使うなら、今の恥に有効活用せよ

やるならやるで世界一のシルクを作るくらいの意気込みでやってもらいたい
中途半端に金かけてシナ産レベルの製品を作るくらいなら止めてしまえ

ボウリング場のシルクレーンとかあったなあ

カーボンニュートラルファイバー！

マイケル

>>43
世界遺産に登録されればわざわざ税金使って保存する必要がなくなる
今までより規模を拡大できてそのお金も世界遺産のグループの基金から
出して貰えるんだからこんな都合の良いことはない