【電力】石炭火力:電力自由化後に倍増、発電量の26%…新規参入競争激化で [08/06/01]

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1明鏡止水φ ★
 電力の自由化などの影響で、電力会社や新しく発電ビジネスに参入した企業などの
発電事業者は、ここ10年間で価格の安い石炭の利用を増やし、二酸化炭素の排出が多い
石炭による発電量が倍増していることが、大学の調査で明らかになりました。

 これは、千葉大学の倉阪秀史教授の研究グループが発電事業者の石炭利用量を業態別に
調べたものです。それによりますと、電力市場の自由化が導入された平成7年当初、
電力会社の石炭使用量は2200万トン、電力会社に電力を卸す事業者が1900万トンでした。

 それが、おととしには電力会社は2倍を超える5000万トン、電力の卸し事業者も50%増加の
2900万トンになったうえ、電力市場の自由化が進み、新規に参入した事業者も630万トン使用
していることがわかりました。

 発電量に占める石炭火力の割合は26%と10年程の間に倍増しており、二酸化炭素の排出量は
およそ2億トン、国全体の16%を占めるまでになっています。これについて倉阪教授は、
オイルショック以降の石油の使用を減らす政策に加え、電力の自由化による競争激化で
コストが安い石炭による発電が増加していると指摘しており、「今後二酸化炭素を減らす
低炭素社会を作るには安い石炭に偏らない対策が必要で、自然エネルギーの大幅な導入など
政策の転換が重要だ」と話しています。


▽News Source NHK ONLINE 2008年6月1日18時18分
http://www.nhk.or.jp/news/k10014965221000.html
▽関連
【環境】国内の石炭発電技術、米中印導入で年13億トンのCO2削減 エネルギー白書[08/05/27]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1211855078/
2名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:37:04 ID:9VoBaZSW
CO2対策なんてアメリカと中国とインドがやらないと何の意味もねーんだよ。
3名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:38:33 ID:L0pP2ye0
太陽電池とかね
国はもっと支援しろ
4名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:41:37 ID:9VoBaZSW
太陽電池なんて作るならそのまんま原子力発電で使っていたほうがいい。w
5名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:44:08 ID:3R7ty6mk
おかげで、柏崎が完全停止しているのに電力需要がまかなえてるわけだろ?
電源が多彩なのは悪い事じゃない。
6名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:47:38 ID:mGcPi6I+
石炭は埋蔵量が200年持つといわれているから、むしろ積極的に使ったほうがいい。

石油は後数十年分(今のところ)しかないうえ、石油化学製品への利用を
優先しなければならないし、天然ガスやウランも今のところ100年以下ぐらい
の埋蔵量とされている。
(埋蔵量そのものの議論はあるだろうけど、石炭が豊富なのは事実)
7名刺は切らしておりまして:2008/06/01(日) 23:57:34 ID:DwE7Ie5m
温暖化おおいに結構。
先にくたばるのは土人国だし。
世界人口減らしの一助になる。
8名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:05:02 ID:TFxseZNm
9名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:10:03 ID:l7+O9EB2
はやく石炭ガス化発電を実用化せねば
10名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:15:02 ID:HGB0HPGI
> 発電量に占める石炭火力の割合は26%と10年程の間に倍増しており

これについて、環境団体などはドイツは石炭火力が減っているのに日本は・・・
などと批判している。しかし石炭火力の割合は日本よりドイツのほうが多いよ
11名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:21:22 ID:2ullZXxJ
>>5
柏崎の不足分が賄えたのは、休止状態だった旧式火力をなんとか戦列復帰させることができた
ってほうが大きいがな。
12名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:43:14 ID:Da0xCUh1
炭素税か環境税導入するしかないな。
火力発電の中でも、石炭が一番安いが、一番CO2を排出する。
13名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 00:44:09 ID:+ZJv8X19
京都議定書も無視して,ほんとに官僚のなすことすべて馬鹿野郎だな。
だいたい,すぐに異動するくせに,自分らできちんと考えないからこうなるんだ。
発電所が余っている状況で新規参入認めて,そいつらがコスト重視の石炭で
バンバンやるのは目にみえてただろ。そんなひまあったら,原子力アレルギーを
なくす努力を,国自らやるべきなんだよな。

ほんと有識者なんて肩書きばかりのろくでなしどもに高い金はらって,
どっかのKYの教授様に金払ってあほみたいだな。
14名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 02:48:19 ID:RlnuM2Io



>>5


その代わり、数年前に比べて3倍にまで跳ね上がってる石炭を燃やし続けてんだけどね


このことの意味わかる?


そう、日本から富の移転が行われているということ


原発を停止させておいて、その間にクソミソ高い石炭や石油が天然ガスを燃やせば燃やすほど

日本からお金が資源国にジャブジャブ向かう


良かったね?資源国の皆さん


15名刺は切らしておりまして:2008/06/02(月) 20:23:25 ID:RInMwHk1
夕張に作れ
16名刺は切らしておりまして:2008/06/03(火) 01:26:42 ID:NwA0GnAZ
中国電とJパワー、共同で石炭ガス化発電の実証実験

 中国電力とJパワー(電源開発)は2日、石炭から取り出したガスで発電する技術の
実証試験を共同で実施すると発表した。石炭のまま燃やすのに比べて二酸化炭素
(CO2)発生量は3割減るといわれる。石油などに比べて安価な石炭火力が
利用しやすくなる技術として実用化を急ぐ。

 中国電の大崎発電所(広島県大崎上島町)に実験用のプラントを建設する。
出力規模は15万キロワット級。12年度に着工し、16年度に試験を開始する。

 石炭ガス化技術は、まず石炭の粉末に酸素を吹き付けて燃やし、ガスを発生させる。
このガスを燃焼させてタービンを回して発電する仕組み。排熱も再利用して、電力を得る。
石炭のまま燃やすのに比べてCO2が減り、排ガスからCO2を分離回収しやすい利点もある。

 石炭は石油などに比べて安価で安定調達できるが、CO2の発生量が多いことが課題となっている。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080602AT1D0205Z02062008.html
17名刺は切らしておりまして:2008/06/03(火) 01:30:46 ID:NwA0GnAZ
大崎発電所に次世代実証炉

 中国電力(広島市中区)と電源開発(東京)は2日、石炭をガス化して発電する
次世代技術の実証プラントを、中電大崎発電所(広島県大崎上島町)に共同で
建設すると発表した。ガス化に酸素を使う方式としては国内最大の実証炉で、
2012年度着工、16年度に試験を始める。石炭発電のネックの二酸化炭素
(CO2)排出量を削減し、「クリーン石炭発電」の実現を目指す。

 大崎発電所は石炭火力の1号系列2号機(出力25万キロワット)の増設を
18年度に計画していたが、この計画を中止。予定地に、両社で計数百億円を
投じ「石炭ガス化複合発電」の実証プラントを新設する。

 出力15万キロワット級。酸素を使って石炭から可燃性ガスを取り出しタービンで
発電。廃熱を利用した蒸気タービンでも発電する。可燃性ガスからCO2を分離する
プラントなども建設。信頼性や経済性を検証する。石炭ガス化複合発電はCO2
排出量を3割程度削減できると言われている。

 中電の山下隆社長は「経済的で環境負荷の少ない発電が実証できれば、
プラントを発電用に使うことも検討したい」と話す。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806030024.html
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20080603002402.jpg
18名刺は切らしておりまして
英、世界最大の海上風力発電 20年まで、2500万キロワット分

 【ロンドン=清水泰雅】英政府は再生可能エネルギーの柱となる次世代風力発電計画をまとめた。
2020年までに大規模な海上風力発電の設備を2500万キロワット分新設する。
海上風力発電では世界最大の規模となる。二酸化炭素(CO2)の排出量を抑制するため、
世界各国が取り組んでいる再生可能エネルギー活用のモデルケースになりそうだ。

 英政府は20年までに再生可能エネルギーの利用割合を現行の2%未満から15%に引き上げる計画を持つ。
試算では再生可能エネルギーを使った発電設備を3000万キロワット以上持つ必要がある。
だが、従来の計画では主力と見込む風力発電全体でも1000万キロワット前後にとどまっており、大幅な追加策が必要だった。

 海上風力発電装置は設置の難しさから、世界的にもこれまでほとんど実績がない。
ただ海上は風力が強く、大型設備を短時間で構築できるうえ、設置場所の確保が比較的簡単だ。
発電装置1基あたりの発電量は5000―7500キロワットと、地上の風力発電に比べ、2―4倍になるため、
再生可能エネルギーのなかでも有力視されている。(07:03)?