アジア、太平洋地域の約二十カ国から、観光担当大臣や大都市の首長らが集まって
観光促進を話し合う「大都市観光国際会議」が六月九日、神戸・ポートアイランドの
神戸国際会議場で開かれる。国連の専門機関、世界観光機関(UNWTO)の主催で、
二〇〇六年の中国・上海、〇七年の韓国・釜山に続く三回目。日本では初開催となる。
出席国には観光担当の省庁がスポーツを所管する例も多い。
注目を集めそうなのが、スペイン・マドリード市担当者と東京都の石原慎太郎知事の講演。
ともに一六年のオリンピック誘致に名乗りを挙げており、石原知事の出席で、各国高官への
アピールを強める狙いがありそうだ。
神戸市も阪神・淡路大震災後の観光客誘致の取り組みや現状を講演する。
UNWTOアジア太平洋センター(大阪府泉佐野市)の本田勇一郎代表は「国際観光都市・神戸が
復活するきっかけになってほしい」と話している。
一般にも公開。入場無料。事務局TEL078・303・1101
◎大都市観光国際会議/(財)アジア太平洋観光交流センター(APTEC)のサイト内ページ
http://www.aptec.or.jp/unwto.hyogo.kobe2008.htm ◎ソース 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001061451.shtml