【金融】金沢信金、7期ぶり最終赤字に…前期、不良債権処理が増加 [08/05/21]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1きのこ記者φ ★
金沢信用金庫(金沢市)が20日発表した2008年3月期単独決算は、
最終損益が117億9100万円の赤字(前の期は2億6800万円の黒字)と7期ぶりの赤字になった。
取引先の景況感に厳しい見方が広がっているのに対応し引き当てを積み増し、
不良債権処理に伴う損失が161億円と前の期比4.6倍に増えた。

本業のもうけを示すコア業務純益は21%減の28億7700万円。
預金利息が増えた一方、新規開拓の競合も激しく利ざやが縮小し資金利益は5%減少。
経常損益は133億2400万円の赤字だった。

不良債権比率は9.68%と1.74ポイント上昇。
不良債権のうち担保や引当金でカバーしている割合を示す保全率は82.33%と
15.52ポイント引き上げ、金庫経営へ影響が及ぶことを避けた。

村田武理事長は「あくまで予防的引き当て。多くの取引先は事業も利払いも滞っておらず、
金庫として再生支援に取り組んでいく」と強調した。
09年3月期の最終損益は7億円の黒字を見込む。不良債権処理損失は16億円に圧縮する。

ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080520c6b2002720.html
2名刺は切らしておりまして