【調査】四川大地震：日系企業の大半は営業再開、影響の長期化・生産コストの上昇も [08/05/18]

　【成都(中国四川省)＝寺村暁人】中国の四川大地震から1週間が経過し、現地に進出して
いる日系企業の多くは、すでに生産や営業活動を再開した。

　ただ、正常化の見通しが不透明なメーカーもあり、明暗が分かれている。四川省を主な
産地とする希少金属(レアメタル)の国際価格が上昇するなど、地震が日本経済に及ぼす
影響も懸念される。

　◆翌日に営業◆

　成都市に3店舗を展開するイトーヨーカ堂は、地震で一部の商品が落下するなどの被害が
出たが、発生翌日の13日朝に営業を再開した。市内のほとんどの商店が休業したため、
普段の数倍の客が訪れ、16日までの4日間で、生活必需品のミネラルウオーターやパンなどの
売上高は通常の10〜30倍に達したという。

　成都市南部の｢双楠店｣には、15日に地元政府の高官が訪れ、｢市民生活が守られた｣と
感謝の意を伝えた。地元紙もイトーヨーカ堂の危機管理体制を称賛する記事を掲載するなど、
震災で存在感を高めた形だ。

　成都市東南部に油圧ショベル、ミニショベルの生産工場があるコベルコ建機は建物の一部に
被害が生じたが、15日に操業を再開した。ただ、主要道路は支援物資などの輸送が優先されており、
部品の調達に不安が残る。このため、一部の部品は中国国内の取引先から空輸で調達している。

　◆影響の長期化も◆

　トヨタ自動車と第一汽車集団公司の合弁会社で、小型バスなどを生産する｢四川一汽トヨタ
自動車｣は、19日に操業を再開する。

　ただ、部品の調達や従業員の負担に配慮し、当面は通常の昼夜2交代制ではなく、昼間のみ
とする。

　双日が45％出資する合弁の食品会社｢四川南方食品｣は、15日に漬けもの工場を再開した。
地震の被害は農産物の生産体制にも及んでおり、担当者は｢原材料の値動きがどうなるのか、
今後の影響が気になる｣という。

>>2に続く


▽News Source　YOMIURI ONLINE（2008年5月18日21時57分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080518-OYT1T00523.htm
▽関連
【海外】中国農業省次官「農業に巨大な損失」…四川大地震で　物価上昇も [08/05/17]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1211087946/
【資源】金属の国際価格上昇、亜鉛の製錬所「操業停止」で　四川大地震 ［08/05/15］
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1210815961/

　◆希少金属価格上昇も◆

　震源地付近で多く生産される希少金属は、国際的な取引価格が上昇を始めている。

　樹脂向けの金属シリコンのほかにも、アルミ精錬に使う電解マンガン、製鋼原料のシリコン
マンガンなども、中国では四川省が主な産地だ。日本は輸入の9割を中国に依存しており、
電解マンガン、シリコンマンガンとも、地震後の取引価格は1〜2割上がった。

　こうした希少金属を使う日本国内のメーカーは、生産コストの上昇につながる懸念がある。

　現地では、今後の家屋などの復興需要として、｢鉄やセメント、ガラスなどの価格が高騰する｣
(日系商社)という見方も強い。中国の需要動向が国際的な素材価格に影響を及ぼす可能性もある。

次は東京だから 心配しなくても良い

買う国が減るから

【四川大地震】「早く帰れよ」「日本に生存者を発見させると思うか？」…日本の援助隊は煙たい？住民歓迎も軍は「メンツが…」

日本の国際緊急援助隊は１８日、「いちるの望み」（隊員）をかけ、多くの生徒、児童が下敷きになった学校の
倒壊現場での捜索・救助活動を始めた。ただ、同隊への感謝の声が絶えない被災民とは異なり、人民解放軍などの
反応は手放しで「歓迎」とはいかないようだ。（綿陽市北川県　野口東秀）

　中国政府が日本の援助隊を真っ先に受け入れたのには、日中関係の重視や国際協調をアピールする狙いがあったが、
民政省などは「反日感情」を危惧（きぐ）し受け入れに消極的だったという。

その懸念は、被災住民に関する限り払拭（ふっしょく）されたといっていい。しかし、捜索・救助活動に
あたる軍などの間には複雑な感情がみられる。

捜索・救助活動を現場で統括するのは基本的に人民解放軍だ。実際、大規模な災害時に救助や物資の輸送など
を行えるのは、軍や消防などをおいてほかにない。

１７日、日本の援助隊は青川県の被災現場で活動したが、軍の兵士の１人は「あれは日本隊だろ。
早く帰れよっていう感じだ」と口走った。それ以外にも不快感を示した救助関係者もいた。

ある中国筋は「軍が仕切る現場で日本隊に生存者を発見させると思うか？」と話す。日本の援助隊に
中国側が指定した被災現場は、すでに捜索を終えたか、あるいは巨大な土砂崩れで埋まり、中国側も救助などは
「無理」だと判断した小学校だった。同筋は「軍などがいったん捜索し救助活動をすでに終えた現場で、
もし日本隊が生存者を発見したら、それこそメンツが立たない」ともいう。

それでも日本の援助隊が生存者を救出すれば、日中関係の改善にはプラスとなる。現場の軍関係者などによる
感情の吐露は、日本から援助隊を受け入れる土壌が整っていないことを浮き彫りにしている。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080518/chn0805182104011-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080518/chn0805182104011-n2.htm

まったく今年は荒れた年だな。被災しなくとも経済的圧迫がキツすぎるぞ。
色気を出さずに生き残る事だけを考えろってか。

＞色気を出さずに生き残る事だけを考えろってか。



堅実に生きればいいだけなんだがなぁ・・・・・・・・


人間は必ず欲が出るから・・・・・

夏場までに目安が立つかどうか？

それが基準かな？

土石流災害への備えは大丈夫なのかね

パンダ３頭いなくなる。

共食いか。

一週間ごとの二交代勤務はしんどい。

多分、刑務所とか自衛隊のほうが規則正しい生活ができる分、楽。